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レジ袋有料化とリターナブルボトル

更新日:2024.04.23 マーキュロップのこと

レジ袋有料化が2020年7月1日から始まりました。経済産業省によると「本当に必要かを考えていただき、私たちのライフスタイルを見直すきっかけとすること」を目的とされています。一方で、生分解性プラスチック(微生物によって分解される素材)を100%使用したものや、繰り返し使える環境にやさしい袋は、有料化の対象外とされています。

環境にやさしいリターナブルボトルとは

少しこの“買い物袋”に近いでしょうか。マーキュロップは天然水を入れるために使用するボトル容器に「繰り返し使えるボトル」を使用しています。「リターナブルボトル」です。

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今ちょうどウォーターサーバーをご利用のお客様向けに実施している「社会科見学クイズ」の中でも出題していますが、リターナブルの歴史は古く 日本では1870年代、明治の初め頃からガラス製のリターナブルびんが、主にお酒を販売するために登場します。リターナブルは、びんビールやびん牛乳でも長い歴史があり、洗浄殺菌技術も確立されています。環境にやさしく、衛生面でも安心してご利用いただけます。

使い捨てか、繰り返し洗浄殺菌か

キレイなイメージを好む(?)日本にだけ「使い捨てビニール」が使われているウォーターサーバーの容器パックもありますが、水にビニールの匂いが移る場合もあるようです。海外産のペットボトル水で、ビニール臭を感じるものがありますが…皆さんも経験がありますでしょうか?

おいしさにも影響するボトルの素材

ボトルの素材は、天然水のおいしさにも影響します。マーキュロップではリターナブルボトルを、少し高価になりますが強く品質のよい素材を選び、エコマーク認定も取得しています。工場ではボトルを厳重に検品したうで、機械による検査、洗浄殺菌、最後に富士山の天然水によるすすぎを行い、繰り返し使用します。マーキュロップの富士山の天然水は1本12ℓ入り。ボトルを1回使用するたびに、500mlペットボトル24本分のごみを削減している計算になります。

マーキュロップをお選びいただき、ウォーターサーバーで富士山の天然水をご利用いただくことが、使い捨てプラスチックごみの削減にもつながります。世の中の関心事が一時的に新型コロナ一色になりましたが、プラスチック製ストローやペットボトル自動販売機廃止など「脱プラ」の今後の動きも気になるところです。

▽ リターナブルびんの歴史について、参考にさせていただきました。
ガラスびん3R促進協議会「ガラスびんのエコ・ヒストリー」
https://www.glass-3r.jp/environment/history.html

執筆者 岡本 彩

【この記事の執筆】岡本 彩
株式会社マーキュロップ 経営企画室 室長
一般社団法人日本宅配水&サーバー協会 市場調査委員会 座長
宣伝・広報を中心に、お客様や社内外の皆様とともに、持続可能な成長を目指しています。
協会ではウォーターサーバー業界の健全な普及・拡大のために市場調査を担当しています。
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