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ウォーターサーバーのお湯の温度はどのくらい?【機種別比較】熱湯が出る仕組みも解説

更新日:2024.01.23 ウォーターサーバーとは

ウォーターサーバーのお湯の温度はどのくらい?【機種別比較】熱湯が出る仕組みも解説

ウォーターサーバーは、実際に何℃のお湯が出るのでしょうか?この記事では3種類のウォーターサーバーの温水の温度を比較しています。またボタンを押すだけで「温水と冷水の出る仕組み」も解説します。最後に、熱湯によるやけどを心配している方向けに、チャイルドロックや、その他よくあるご質問と回答についても紹介しています。

【目次】開く閉じる
ウォーターサーバーのお湯の温度はどのくらい?
ウォーターサーバーのおすすめとそれぞれのお湯の温度を比較!
 おすすめNo.1 省エネから再加熱まで機能満載「シタカラ」
 おすすめNo.2 温水活用に機能十分「Slim」
 おすすめNo.3 省エネが得意な卓上「Slim S」
ウォーターサーバーのお湯はぬるい?100度のお湯がでない理由
ウォーターサーバーの熱湯機能の仕組み
ウォーターサーバーの熱湯ができる時間
ウォーターサーバーの電気代とは
お湯やチャイルドロックに関するQ&A
 Q1:小さな子どもがいるので、冷水にもチャイルドロックは付けられますか?
 Q2:ボトルが空になったとき、温水は空炊きにならないのですか?
 Q3:チャイルドロックは後から付けたり外したりできますか?
 Q4:ウォーターサーバーでカップラーメンは作れますか?
 Q5:ウォーターサーバーで熱湯が出ない時の対処法は?
 Q6:赤ちゃんのミルクにウォーターサーバーのお湯を使っても大丈夫?
 Q7:常温水を使うことはできる?
ウォーターサーバーで熱湯を沸かす時間を短縮!
熱湯の出るウォーターサーバーに関するお問い合わせはマーキュロップへ

ウォーターサーバーのお湯の温度はどのくらい?

ウォーターサーバーのお湯の温度は、80℃〜90℃が標準です。機種によって多少の差があり、少し低めの75~85℃が標準のメーカーもあります。またエコモードの設定のある機種なら、お湯を60~70℃の低温に設定して省エネ運転ができます。さらに90℃台の高温で使用できる再加熱モードを備えた機種もあります。

ウォーターサーバーのおすすめとそれぞれのお湯の温度を比較!

おすすめNo.1 省エネから再加熱まで機能満載「シタカラ」

温水温度標準    約81~93℃
エコモード 約60~73℃
再加熱   約91~97℃
冷水温度約4~9℃
あんしんサポート料1,100円/月(税込)
富士山の天然水(12L)1,890円(税込)※月2本から利用可能
メンテナンス料年1回無料(サポート料に含む)
サーバーサイズ幅 約31cm 奥行 約35cm 高さ 約110cm
取水口までの高さ 約83cm
チャイルドロック温水に標準搭載(取り外し不可)

主な特徴

温水の多機能で選ぶ、1番おすすめのウォーターサーバーは「シタカラ」です。

・再加熱機能で最高97℃まで上げられる
・エコモードで60~73℃に下げられる

これらの機能により、カップ麺も作ることができるなど、特に熱いお湯を使いたい方にもおすすめです。エコモードはそのまま熱めの白湯に使えて、省エネにもなります。

おすすめNo.2 温水活用に機能十分「Slim」

温水温度約83~93℃
冷水温度約4~9℃
あんしんサポート料713円/月(税込)
富士山の天然水(12L)1,890円(税込)※月2本から利用可能
メンテナンス料年1回無料(サポート料に含む)
サーバーサイズ最大幅 約31cm 奥行 約31cm 高さ 約99cm
取水口までの高さ 約73cm ボディ幅 約28cm
チャイルドロック温水に標準搭載(取り外し可能) 冷水に取付可能

主な特徴

標準の83~93℃のお湯が便利なマーキュロップSlimもおすすめです。ボタン操作や設定が不要な、使いやすい定番タイプです。

・83~93℃のお湯が便利なシンプル設計
・温水、冷水ともにチャイルドロックが選択可能

多機能も使いこなせば便利ですが、設定不要で、いつでも83~93℃のお湯が出るのもシンプルで便利です。80~90℃のお湯はコーヒーやお茶にもおすすめです。赤ちゃんの粉ミルクの調乳にも利用できます。

おすすめNo.3 省エネが得意な卓上「Slim S」

温水温度標準    約80~90℃
エコモード 約62~68℃
冷水温度約4~10℃
あんしんサポート料713円/月(税込)
富士山の天然水(12L)1,890円(税込)※月2本から利用可能
メンテナンス料年1回無料(サポート料に含む)
サーバーサイズ 幅 約27cm 奥行 約42cm 高さ 約460cm 
ボトルをセットした高さ 約73cm
チャイルドロック温水に標準搭載(取り外し可能) 冷水に取付可能

主な特徴

温水温度は80~90℃、他にエコモード・ナイトモード(暗くなると自動で節電)が選択可能な卓上タイプ。

・80~90℃のお湯が便利なシンプル設計
・62~68℃のエコ/ナイトモードで省エネが可能

カウンターなどに置ける卓上タイプをお探しで、標準の温水に加えて、省エネ機能が欲しい方におすすめです。こちらもコーヒーやお茶、赤ちゃんのミルクに利用できます。

ウォーターサーバーの熱湯機能の仕組み

ウォーターサーバーの熱湯機能の仕組み

ウォーターサーバーの中には冷水・温水それぞれ約1.5~3L前後のタンクが入っています。冷水タンクは冷蔵庫、温水タンクは電気ポットをイメージしていただけるとわかりやすいと思います。ボタンを押した瞬間に急冷・急熱している仕組みではありません。そのため、カップ麺を何杯か続けて入れるなどお湯を短時間に大量に使った場合には、一時的に熱さが足りなくなってしまうことがあります。
温水タンクのお湯を加熱する仕組みは主に2種類あります。そのタンクの水を「金属棒」または「ヒーターバンド」を使ってお湯を作っています。それぞれの主な違いは以下のとおりです。

金属棒式の仕組み

1つは金属棒式などと呼ばれ、以下のような仕組みです。

・温水タンク内に水を加熱する金属製の棒がある
・棒に電気を通して水を加熱する

ヒーターバンド式の仕組み

もう1つはヒーターバンド式と呼ばれ、以下のような仕組みです。

・温水タンクの周りに水を温めるバンド型のヒーターがある
・ヒーターがタンク内の水を加熱する

ウォーターサーバーのお湯はぬるい?100度のお湯がでない理由

ウォーターサーバーは100℃の熱湯を出すことができません。

100℃の水は沸騰状態となり、水が水蒸気に変わります。それを利用したものが「加湿器」で、水を沸騰させることで水蒸気(スチーム)に変化させ、水蒸気がお部屋を加湿するものです。ウォーターサーバーは、飲むためのお湯を作り、保温することで温水を維持しており、100℃に達しないよう設定されています。

先にご紹介した再加熱機能のあるウォーターサーバー「シタカラ」も、最高温度は97℃。設定温度に達したら、その後は電気を消費せずに保温しています。もし仮に、常に高温を維持するとなると、温水タンクやヒーターも高温に耐えられる仕様に変える必要があり、電気代も高くなってしまいます。

ウォーターサーバーの熱湯ができる時間

ウォーターサーバーの熱湯ができる時間

ウォーターサーバーには温水タンクがあり、常時熱湯を用意しています。使う度に補充されていくので、熱湯ができるまで待つ必要はありません。ただし、一気に多くの熱湯を使用した場合のみ、熱いお湯にするための待機時間が発生してしまいます。

時間は季節や気温によって前後しますが、温水タンクの容量のお湯を一度に使い切ってしまった状態や、完全な常温から温める場合は、20分~40分ほどかかると見ておくと良いでしょう。1L程度の使用などの場合も、若干温度が下がる可能性がありますが、10分ほど待つと、ウォーターサーバーの熱湯を再度利用することが可能です。

ウォーターサーバーの電気代とは

ウォーターサーバーの電気代とは

ウォーターサーバーは、お湯を沸かしてその温度をキープするため、電気代が心配だという意見もあります。しかし実際には、ウォーターサーバーの電気代は、電気ポットを利用する場合とあまり変わりません。

使い方にもよりますが、電気ポットの電気代は、月に概ね500円〜800円ほど、ウォーターサーバーを利用した場合の電気料金も、月に500円〜1,000円ほどと言われています。ウォーターサーバーには水を冷やす機能もついているので、コストパフォーマンスの面では納得できる金額差と言えるのではないでしょうか。またエコモード機能を活用することで、電気代をさらに抑えることが可能です。

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お湯やチャイルドロックに関するQ&A

ウォーターサーバーのお湯やチャイルドロックに関するQ&A

マーキュロップのウォーターサーバーについての質問にお答えします。

Q1:小さな子どもがいるので、冷水にもチャイルドロックは付けられますか?

A:付けられます。

Slim・Slim Sは(1)温水のみチャイルドロック(2)温水も冷水もチャイルドロック(3)温水も冷水もチャイルドロックなしの種類の中から選べます。

お申込み前の方はお申込み時に、ご契約中の方は担当営業所へ要望をお伝えいただければスタッフが配送時に対応します。年1回のメンテナンス時にも交換可能です。

お子様の成長に応じて変更することも可能ですし、お孫さんが生まれて、しばらくは冷水にもチャイルドロックを付けるという方もいらっしゃいます。対応はあんしんサポート料に含まれるため追加料金もかかりません。

Q2:ボトルが空になったとき、温水は空炊きにならないのですか?

A:温水タンクには、あらかじめ空炊き防止機能がついています。天然水のボトルが空になったとき、温水は蛇口から出なくなります。しかしその場合でも、温水タンク内には常に満杯の天然水が入っている仕組みです。ボトルが空になっても空焚きにはなりません。ご安心ください。

Q3:チャイルドロックは後から付けたり外したりできますか?

チャイルドロックは後から付けたり外したりできますか?

A:いつでもできます。ウォーターサーバー交換時(年1回)の他、配送時に対応できます。0歳の赤ちゃんから3歳くらいの頃には、冷水にもチャイルドロックを付けることで水で遊んでしまうことを防ぎ、成長に合わせて冷水だけチャイルドロックを外して、お子様が自分でウォーターサーバーから天然水を飲める環境を作るのもおすすめです。

Q4:ウォーターサーバーでカップラーメンは作れますか?

A:ご利用いただけます。カップ麺に使用されている方は多くいらっしゃいます。カップ麺を美味しく作るための温度は、沸騰したての95℃~100℃のお湯とされています。ウォーターサーバーの熱湯の温度は最大で90℃、または93℃のため、少しだけ長く時間を置くことをお勧めします。

また、再加熱モードを搭載したSitakara(シタカラ)の場合、温度を97℃まで上げることが可能です。100℃近い熱湯が必要な場合は、Sitakaraをお選びいただけると最適な温度の提供ができます。
ウォーターサーバーシタカラはこちら

Q5:ウォーターサーバーで熱湯が出ない時の対処法は?

A:熱湯が出ない場合、主に以下の状態が考えられます。

・天然水のボトルが空になっている。
・ECOモードになっている。
・温水スイッチがOFFになっている。
・温水タンクの容量以上のお湯を一度に使ったため、加熱している。

ボトルが空の状態の場合は、交換することで再度使用可能です。ボトルが空の状態だと温水は蛇口から出ませんが、温水タンク内には満杯の天然水が入っています。そのためボトルを交換後はすぐに熱湯を利用いただけます。

シタカラの場合は、ECOモードになっていると温水の温度は60℃〜70℃に設定されます。80℃〜90℃の熱湯が必要な場合は、ECOモードを解除してください。また、シタカラでは温水スイッチがOFFになっている可能性もあります。HOT BOOSTボタンとHOTボタンを同時に3秒間長押しすることで温水スイッチをオンにできます。

温水タンクを加熱している最中も、ぬるいお湯が出てしまう可能性があります。一度に大量のお湯を使った場合や、コンセントが抜けていた場合などは、20分ほど経ってから再度お確かめください。

Q6:赤ちゃんのミルクにウォーターサーバーのお湯を使っても大丈夫?

A:マーキュロップのウォーターサーバーはミルクのご使用にも適しています。赤ちゃんのミルクを作るときには、70℃以上のお湯を使うことが推奨されています。ウォーターサーバーでは、常に70℃以上のお湯が入れられるため、ぜひお使いください。

また、使用している富士山の天然水は加熱殺菌済みであり、赤ちゃんにもやさしいミネラル成分の少ない軟水です。粉ミルクの調乳だけでなく、白湯・離乳食作りにもご利用いただけます。
赤ちゃんを育む水についてはこちら

Q7:常温水を使うことはできる?

マーキュロップでは衛生面から、常温の水の設定はありません。冷水タンク内は冷やし、温水タンク内は加熱し、また年に1度を基準にウォーターサーバー本体を分解してメンテナンスを行うことで衛生的な状態を維持しています。

ウォーターサーバーで熱湯を沸かす時間を短縮!

ウォーターサーバーで熱湯を沸かす時間を短縮!

「冷蔵庫からミネラルウォーターを取り出し、ケトルや鍋を準備、お湯を沸かし、使った後に沸かしたケトルや鍋を洗う…」

ひとつひとつは少しの時間でも、朝の支度時や子どもと過ごしたい夕方など、忙しい時間帯にはわずらわしさを感じる方も多いのではないでしょうか。マーキュロップのウォーターサーバーなら、24時間いつでも熱いお湯と冷たい天然水が手間なく使えます。ロボット掃除機や食洗器に並ぶ時短家電として、ぜひご活用ください。

ウォーターサーバーの代わりに電気ポットや電気ケトルがあるという方もいらっしゃいますが、ウォーターサーバーなら温水だけでなく冷水も使うことができます。また、温水と冷水を混ぜて好きな温度の水も作ることが可能です。電気代はどちらもあまり変わらないことに加えて、おいしい富士山の天然水が自動的に届くという点でウォーターサーバーの方がメリット大と言えるのではないでしょうか。

熱湯の出るウォーターサーバーに関するお問い合わせはマーキュロップへ

・再加熱機能を使うと最高で97℃
熱いお湯を使いたい方には、マーキュロップのウォーターサーバー「シタカラ」がおすすめです。ボトル下置きタイプのため、ボトルを持ち上げることなく水を交換できる点でも人気です。
・おいしい富士山の天然水
せっかくウォーターサーバーを導入するなら「おいしい水」にもこだわりたいものです。マーキュロップの天然水は、貴重なナチュラルミネラルウォーター。おいしさにこだわりたい方に一番おすすめしたい天然水です。
・年1回のメンテナンス
年に一度、ウォーターサーバーの機種や色が無料で変更できるタイミングがあります。まずは1年間、どのウォーターサーバーを使ってみたいか、という視点で機種を選ぶことができます。

まとめ

熱湯の出るウォーターサーバーがあればお湯を沸かす手間が省けます。コーヒーやお茶、紅茶、麦茶など、様々な用途で活用できます。高温を使いたい場合は再加熱機能のあるウォーターサーバーを、低温を使いたい場合や省エネタイプを選びたい場合はエコモードの機能のあるウォーターサーバーがおすすめです。多機能のものは使いこなせるか不安という場合は、まずはシンプルな定番タイプのウォーターサーバーも十分に活躍するはずです。

執筆者 岡本 彩

【この記事の執筆】岡本 彩
株式会社マーキュロップ 経営企画室 室長
一般社団法人日本宅配水&サーバー協会 市場調査委員会 座長
宣伝・広報を中心に、お客様や社内外の皆様とともに、持続可能な成長を目指しています。
協会ではウォーターサーバー業界の健全な普及・拡大のために市場調査を担当しています。
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