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4/20 環境貢献の表彰と工場見学~回収率99%でプラ削減 エコマーク「優秀賞」~

更新日:2023.07.26

株式会社マーキュロップ は、公益財団法人日本環境協会によるエコマークアワードで「優秀賞」を受賞し、2021年4月20日(火)13時から当社富士河口湖工場(山梨県富士河口湖町)で表彰式に代わり、個別に賞状・トロフィー授与が行われます。コロナウイルス感染拡大防止のため式典は実施せず、日本環境協会が企業を個別訪問して表彰が行われます。

写真左はトロフィー、右は天然水生産の様子
エコマークアワード優秀賞受賞

■1.環境配慮の実績で「優秀賞」受賞
回収によりプラスチックごみの削減に努めている他、ボトルやウォーターサーバーは廃棄時も再生材料となって別の製品へ再利用されるなど、事業を通しての継続的な環境配慮と資源循環の取り組みが評価されました。

4月20日の個別訪問による表彰では、日本環境協会エコマーク事務局から事務局長を含む3名(予定)が、当社富士河口湖工場へ来社され、当社工場長による工場見学や解説後に、賞状とトロフィーの授与が行われます。
※1.リターナブルとは、返却・回収され再利用が可能なこと

■2.リターナブルボトルを99.5%回収
今、使い捨てのボトルと段ボール梱包を採用するウォーターサーバー事業者が増えていますが、当社はボトル、ケースともにリターナブルを続けています。環境配慮の取り組みに共感いただけるお客様が非常に多く、天然水を飲み終えた後のボトルも99.5%(※2)を回収しています。一般にPETボトルの回収率は85.8%(※3)とされている中、当社では確かにボトルを回収し、富士河口湖工場で検品・検査の後、洗浄殺菌し、安全で衛生的なボトルだけを繰り返し使用しています。

※2.当社工場から営業所への天然水納品数に対する空ボトル回収数の割合は、2020年4月から2021年3月の1年間で99.5%。
※3.PETボトルリサイクル推進協議会による2019年度PETボトルのリサイクル率(販売量に対する回収量の割合)http://www.petbottle-rec.gr.jp/data/calculate.html

■3.役目を終えた後は100%がリサイクル事業者へ
ボトル、ケース、ウォーターサーバーともに、役目を終えた後はその100%が当社工場または営業所から適切なリサイクル事業者へ渡り、マテリアルリサイクル(※4)されています。ステンレスやプラスチック類など素材別に分類され、それぞれ再生原料として利用しやすい形状に加工され、別の新しい製品へと生まれ変わります。特にボトルの素材はリサイクル事業者からも「日本で飲料水に使用されていたボトルは、品質もよくキレイなためリサイクル資材として重宝されている」と言われています。
※4.マテリアルリサイクルとは、廃棄する製品資源を原料として別の製品へ再生利用すること。「材料再生」、「再資源化」などと呼ばれる。

【エコマークアワードとは】
エコマークアワードは、日本環境協会が2010年度に創設した表彰制度です。環境配慮商品の普及に関する優れた事例を広く公表するとともに、エコマーク商品のより一層の普及拡大を通じて、持続可能な社会の実現に寄与することを目的としています。エコマークを通じて「消費者の環境を意識した商品選択、企業の環境改善努力による、持続可能な社会の形成」に大きく寄与する取り組みをした企業・団体等を表彰します。2020年度は当社の他、東レ株式会社、青山商事株式会社、王子製紙株式会社、兼松サステック株式会社、キヤノン株式会社/キヤノンマーケティングジャパン株式会社の計6社が選ばれました。表彰は2021年1月以降、各受賞者に対し個別に賞状・トロフィーが授与されます。
・日本環境協会エコマークアワード2020紹介ページhttps://www.ecomark.jp/award/2020/

【エコマークアワード選考委員会による評価コメント】
全国18都府県に拠点を持つ天然水宅配サービス企業の株式会社マーキュロップは、2011年にリターナブルのウォーターボトルにてエコマーク認定を取得した。同業態において返却の必要がないワンウェイボトルの使用も増えるなか、ボトルを繰り返し使うことによるプラスチックごみの削減に取り組み、2004年の創業当時から、着実に繰り返し使用の実績を積み重ねている。また、ボトルのリユースだけでなく、役目を終えたウォーターサーバーはプラスチックや金属類のリサイクルによる再商品化し、資源循環を進めている。天然水を扱う事業のため採水する地域とともに発展したいとの思いから、町との災害時協定の締結や、工場見学ツアー等を通じた観光産業への相互協力など、地域社会への貢献に積極的に取り組んでいる点も高く評価された。

【報道関係の方向け情報】
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取材お問合せ 03-3660-1621(経営企画室 岡本)