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水道水直結ウォーターサーバーとは?メリット・デメリットを解説!

更新日:2024.05.21 はじめてのウォーターサーバー選び

水道水直結型ウォーターサーバーのメリットとは?浄水器や宅配型との違いを解説!

ウォーターサーバーと言えば、ボトルの水が定期的に届く「宅配水」をイメージすることが多いかと思いますが、水道に直結させる工事を行う「浄水器タイプ」のウォーターサーバーもあります。このページでは水道直結型ウォーターサーバーについて説明していきます。

【目次】開く閉じる
水道直結型ウォーターサーバーとは?
 水道直結型ウォーターサーバーの仕組み
 費用や手間について
 浄水器・補充型ウォーターサーバーとの違い
 宅配型ウォーターサーバーとの違い
水道直結型ウォーターサーバーのメリットは?
 宅配の受け取り・ボトル交換が不要
 比較的安価
 上限なくたくさん使える
水道直結型ウォーターサーバーのデメリットは?
 工事が必要
 衛生管理の手間がかかる
宅配型ウォーターサーバーのメリットは?
 水質が良く、おいしい
 衛生管理の手間が少ない
 初期工事不要ですぐに使える
宅配型ウォーターサーバーのデメリットは?
 ボトル交換が必要
 たくさん飲む場合は高くなることも
水道直結型と宅配型はどちらが良い?
 水道直結型がおすすめの人
 宅配型がおすすめの人
 水道直結型の口コミ
 宅配型の口コミ
味や水質で選ぶなら宅配型がおすすめ!
ウォーターサーバーならマーキュロップ
水道直結型ウォーターサーバーを検討していた方にもおすすめのウォーターサーバー

水道直結型ウォーターサーバーとは?

水道直結型ウォーターサーバーは、水道管とウォーターサーバーを直接つなぐことで、浄水が使用できるものです。その仕組みや料金、必要な工事、他のウォーターサーバーとの違いを見て行きましょう。

水道直結型ウォーターサーバーの仕組み

水道直結型ウォーターサーバーの仕組み

水道直結型ウォーターサーバーは、家庭やオフィスの水道とウォーターサーバーを直接つなぐ工事をします。冷水・温水の出るものがウォーターサーバーと呼ばれ、水道水の水温のまま使用するものは一般に浄水器と呼ばれています。

おおまかに2種類のフィルターがあり、浄水の種類が異なります。

浄水フィルターは、活性炭や中空糸膜、不織布などを組み合わせて水をろ過します。フィルターの種類により、残留塩素やカビ臭、濁りなどを除去できます。月額費用は3,000円前後から利用できます。現在普及しているのはこちらのタイプです。

逆浸透膜(RO)フィルターは、RO膜を使って水道水からほぼ全ての不純物を取り除き「純水(RO水)」にします。浄水能力は高いですが、ミネラルもろ過されてしまい、水の味わいがありません。月額8,000円台から利用できます。

費用や手間について

水道直結型ウォーターサーバーの導入には、設置工事が必要です。初期費用として、10,000円前後の工事費用がかかる場合と、無料で行われる場合とがあります。

●初期費用
10,000円前後
本体の設置・初期設定・分岐水栓金具・設置部材・出張料金・廃材撤去費用などが含まれています。

●工事などの手間
事前確認と工事日で2度訪問されるため、時間を合わせて在宅しているなど対応が必要です。1度目の訪問で、工事が可能な水栓かどうか、また設置可能な場所があるか確認されます。2度目の訪問で60~90分程度の工事が行われます。

●電気代
水道直結型ウォーターサーバーにかかる電気代は、一般的なウォーターサーバーと同様に月500円~1,000円程度です。

浄水器・補充型ウォーターサーバーとの違い

浄水器・補充型ウォーターサーバーとの違い

●浄水器との違い
どちらも、水道水から浄化フィルターを通して不純物を取り除き、浄水が出ます。明確な区分はありませんが、主に温度設定がないものが浄水器と呼ばれ、冷水・温水の出るものがウォーターサーバーと呼ばれることが多いです。水道直結型ウォーターサーバーも、家電製品の区分としては、浄水器(サーバー形浄水器)に分類されます。
参考:一般社団法人浄水器協会

●補充型ウォーターサーバーとの違い
サーバー形浄水器は、水の補充方法によって2種類があります。工事を行い水道水が自動的に補充されるものが水道直結型ウォーターサーバーです。一方、工事は行わない代わりに、使用する人が自分で水道水を補充するものが補充型ウォーターサーバー(給水型ウォーターサーバー)です。頻繁に水道水を汲み入れる必要があり、また給水タンクの洗浄の手間や衛生の観点から、補充型(給水型)はあまりおすすめはできません。

宅配型ウォーターサーバーとの違い

宅配型ウォーターサーバーとの違い

宅配型ウォーターサーバーとの違いは何でしょうか?まずは簡単に表にまとめました。詳細はこの後の章で説明していきます。

分類水の種類水の衛生管理工事月額料金
水道直結型水道水を浄水する使用者による必要定額
宅配型天然水など選べる製造工場が実施不要使用本数による

水道直結型ウォーターサーバーのメリットは?

水道直結型ウォーターサーバーを選んだ場合の、3つのメリットを紹介します。

宅配の受け取り・ボトル交換が不要

まず1つ目は、宅配水の受け取りや、ボトルの交換が不要な点です。ウォーターサーバー本体が水道につながっているため、断水がない限り、ウォーターサーバー内にはいつでも水が補充されています。
水は天然水やミネラルウォーターではなく浄水ですが、水にこだわりがなければ、宅配の受け取りや交換などの手間をかけずに、冷水・温水が手軽に使用できるのが特徴です。

比較的安価

水道直結型ウォーターサーバーは、定額で使用できます。機種により、月額3,000円台~8,000円台まで価格帯はいくつかあります。価格帯の差は、主に浄水フィルターのろ過性能の差です。金額が高くなるほどフィルターのろ過性能や、除菌機能が増えます。
水道直結型は取扱いメーカーは少ないものの、商品ラインアップは複数あるため、使いたい浄水のろ過性能と価格のバランスで比較してみると良いでしょう。

上限なくたくさん使える

水道直結型ウォーターサーバーのメリットは?上限なくたくさん使える

宅配型は購入するボトル水、ミネラルウォーターの本数によって料金が変わりますが、水道直結型ウォーターサーバーは、たくさん水を使っても定額です。そのため、規模の大きな施設、工場やオフィスなど、多くの人が使用する場合や、また家庭であれば料理などにたくさんの浄水を使いたい場合にも、定額の料金は変わらずに使用できます。(水道代と電気代は使う分だけかかります)

水道直結型ウォーターサーバーのデメリットは?

次に、水道直結型ウォーターサーバーのデメリットを見て行きましょう。

工事が必要

水道直結型ウォーターサーバーのデメリットは?工事が必要

水道直結型を設置する場合は、自宅やオフィスの水道管に工事が必要です。また、一度訪問を受け、事前確認の結果、水栓の形状などにより「取り付けできない」場合もあります。また水道管から接続するため、ウォーターサーバーの設置場所は、水道から比較的近い場所に限られます。水道とウォーターサーバーまでの間には、水道水を補充するためのチューブが付きます。
解約時にも同様に、撤去のための工事が必要です。解約時に料金がかかる場合もあります。

衛生管理の手間がかかる

水道直結型のウォーターサーバーには、浄水フィルターが使用されているため、あらかじめ定められた期間ごとに各フィルター(カートリッジ)の交換が必要です。おおよそ6か月~24カ月での交換が一般的です。1台のウォーターサーバー内に搭載されているフィルターは1種類の機種から、4種類ほどの機種まで様々です。

宅配型ウォーターサーバーのメリットは?

水道直結か宅配型か、検討している方も多いと思います。宅配型ウォーターサーバーのメリットも、3つ見て行きましょう。

水質が良く、おいしい

宅配型ウォーターサーバーのメリットは?水質が良く、おいしい

宅配水は、天然水やミネラルウォーターなど、おいしい水です。水の種類はメーカーによりいくつかありますが、いずれも食品製造基準の衛生管理が行われた専用工場で生産されています。好みに合う水を選ぶことができます。
特においしい水、水質のよい水を飲みたい場合は「天然水」を選ぶとよいでしょう。ミネラルをバランスよく含む、自然のままのおいしい水です。

衛生管理の手間が少ない

宅配型ウォーターサーバーで届くボトルの水は、食品衛生法に従い、製造元のメーカーが水の品質を管理しています。食品として、おいしく安全に飲むことができます。ウォーターサーバーの日常的なお手入れは必要ですが、ボトルの水そのものに関する衛生管理は製造元が行うため、安心です。
一方、水道水を補充して使用するウォーターサーバーの場合は、補充する水もウォーターサーバーも、衛生管理は利用者次第となるので、定期的なタンクの洗浄や衛生的に水道水を補充するなど対応が必要です。

初期工事不要ですぐに使える

工事は必要ありません。ウォーターサーバーにボトルをセットし、電源を接続することですぐに使用を開始できます。
ウォーターサーバーの設置作業を担当スタッフが対応してくれるメーカーもあります。宅配で受け取った段ボールを開いて、玄関から移動させ…という一連の作業を手間に感じる場合は、設置サービスを無料で行っているメーカーを選ぶと良いでしょう。マーキュロップは、無料で設置サービスを行っています。

宅配型ウォーターサーバーのデメリットは?

次に、宅配型ウォーターサーバーのデメリットも見て行きましょう。

ボトル交換が必要

宅配水は、おいしい水が定期配送で届きますが、12L入りのボトルが空になったら交換する必要があります。ボトルを持ち上げて交換するのが手間に感じる場合は、下置きタイプのウォーターサーバーを選ぶと良いでしょう。重いボトルの持ち上げが不要、楽に交換ができます。

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たくさん飲む場合は高くなることも

宅配水は、購入するボトルの本数に応じて、かかる料金が変わります。マーキュロップの富士山の天然水を例に挙げると、1本12L入りで1,890円(税込)。月2本の利用なら3,789円、4本の利用なら7,560円と料金は定額ではありません。
ペットボトルのミネラルウォーターを使う場合も、購入した分だけ料金が増えていくものですが、宅配型ウォーターサーバーは、飲む量が増えると価格が高くなります。

水道直結型と宅配型はどちらが良い?

ここまでそれぞれの特徴を見てきましたが、結論として、水道直結型と宅配型、どちらを選べば良いでしょうか。それぞれ、どんな人におすすめか、具体的にまとめてみました。
関連ページ:ウォーターサーバーの選び方①結局どの水がおいしいの?おいしさ重視で選ぶ方法は?

水道直結型がおすすめの人

水道直結型ウォーターサーバーがおすすめの人

・天然水やミネラルウォーターにこだわりはなく浄水が飲みたい人
定額で、たくさんの冷水・温水を使いたい人
・キッチンの周りにウォーターサーバーの置き場所を確保できる人
規模の大きな施設などに設置工事し、長期利用する法人
・水道設備はあるが、宅配の受け取りが困難な場所

水道直結型と宅配型の一番の違いは「どんな水か」です。水道直結型は、水道水から作られる浄水器の水であるという点を、まず認識しておきましょう。
普段からペットボトルのミネラルウォーターを購入して飲んでいる方や、これまで宅配型を利用していた方には「おいしくない」と感じられることがあるようです。水にそこまでこだわりがなく、定額料金でたくさん使いたい場合には、水道直結型がおすすめと言えます。

宅配型がおすすめの人

宅配型ウォーターサーバーがおすすめの人

天然水やミネラルウォーターなど、おいしい水が飲みたい人
美容や健康のために、天然水や白湯などを飲みたい人
・子どもに、よい水を飲みませたい人
災害用の備蓄水としても水をストックしておきたい人
・リビングなど好きな場所にウォーターサーバーを設置したい人
工事など不要でまずはウォーターサーバーを使ってみたい人

おいしい水、天然水、ナチュラルミネラルウォーターが飲みたいという方は、宅配型のウォーターサーバーの中から「天然水」を選びましょう。またシリカ水やバナジウム水など成分で選ぶことができるのも、水を選ぶことのできる宅配型のメリットです。

水道直結型の口コミ

カップラーメンはもちろん、お茶を飲むときにも便利。自分で水道水を注ぐ形のものと違って、タンクがないので衛生的だと思います。

今まで電気ケトルで沸騰させてからコーヒーを入れていましたが、ホットが適温ですぐに飲めるのはすごく嬉しいです。

水道直結で浄水してくれて、タンクはなくて貯水はしないから良い。使うときに水道からの水を浄水してサーバーから出てくる仕組み。配達も頼まないでよいので楽ちん。

宅配型の口コミ

お水もクセがなくておいしいから、子どもたちものどが乾いたら自分たちで勝手に飲んでくれます。ママのどかわいたー!水ー!がなくなって助かってます。

これまでは2Lのペットボトルを買っていましたが、ストックの置き場所が無駄なのと、いちいち重いのと、ゴミ捨ても面倒だしエコじゃないな~と思っていました。キッチンが狭いから迷ったけど、ミルクを作るのにも便利と聞いて設置してみたら、おいしいし便利で良かったです。

味や水質で選ぶなら宅配型がおすすめ!

味や水質で選ぶなら宅配型ウォーターサーバーがおすすめ!

今ウォーターサーバーの導入を検討している理由は何でしょうか?もし「おいしい水」が飲みたい、できれば「水質もよい水」「衛生的に使いたい」と考える場合は、宅配型のウォーターサーバーがおすすめです。宅配型の中でも、おいしい水なら「天然水」。食品の成分表示ラベルの「品名」の欄に「ナチュラルミネラルウォーター」と書かれているものが天然水です。本数・サイクルを選び、自動的に届く定期配送が便利です。

ウォーターサーバーならマーキュロップ

宅配型のウォーターサーバーで、天然水ならマーキュロップがおすすめです。富士山の中でも標高No.1の水源から、シリカとバナジウムを含むおいしい富士山の天然水が届きます。

シリカとバナジウムを含むおいしい富士山の天然水をウォーターサーバーで

その他、マーキュロップの特長はこちらです。

・年に1度、メンテナンスのため無料の本体交換があり衛生的
・担当スタッフによるウォーターサーバーの設置対応が無料
環境にやさしいリターナブルボトルを使用
・100円につき2ポイントが貯まり、利用料金にあてられるので実質2%引き

水道直結型ウォーターサーバーを検討していた方にもおすすめのウォーターサーバー

マーキュロップの中から、おすすめのウォーターサーバーを2種ご紹介します。

●ボトル交換の手間なし!下置きウォーターサーバー「シタカラ」
「宅配型はボトル交換が大変」というデメリットを解決した、下置きタイプのウォーターサーバー。ボトルを持ち上げずに楽に交換でき、再加熱や自動で節電するエコモードなど高機能モデルです。水道直結型のような工事も不要、給水型のように毎日水を汲み入れる手間もありません。

●コスパで選ぶなら!ウォーターサーバー「スリム」
安さで選ぶなら月額コストが控えめのスリムがおすすめ。また水道直結型はデメリットとして、水道か電気のどちらかがストップすると、使えません。マーキュロップのスリムは、停電時も常温の水を使うことができます。費用も安く、災害時の備えも考えるなら、スリムがおすすめです。

まとめ

この記事では水道直結型ウォーターサーバーの特徴やメリット・デメリットを紹介しました。水道直結型は水の補充やボトル交換が不要で、定額で利用できるメリットがありますが、初期費用や工事の手間がかかります。また、そもそもミネラルウォーターやおいしい水を求める方には、最適とは言いづらいものです。この記事では、天然水など水の種類が選べて、おいしい水が飲める宅配型ウォーターサーバーをおすすめしています。具体的なウォーターサーバーも2種掲載していますので、参考にご検討ください。

執筆者 岡本 彩

【この記事の執筆】岡本 彩
株式会社マーキュロップ 経営企画室 室長
一般社団法人日本宅配水&サーバー協会 市場調査委員会 座長
宣伝・広報を中心に、お客様や社内外の皆様とともに、持続可能な成長を目指しています。
協会ではウォーターサーバー業界の健全な普及・拡大のために市場調査を担当しています。
マーキュロップについて詳しくはこちら

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