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どちらがお得?ペットボトルの水とウォーターサーバーを比較!コストやメリットを解説

更新日:2024.03.27 はじめてのウォーターサーバー選び

ペットボトルの水とウォーターサーバーを徹底比較!コスパやメリットなど

ウォーターサーバーを検討中の方は、ペットボトル入りのミネラルウォーターを購入されている場合が多いと思います。ペットボトル水と比較して、水にかかるコスト、水以外に必要となるコスト、また、ウォーターサーバーを導入することで、得られるメリットも見ていきます。

【目次】開く閉じる
ペットボトルの水とウォーターサーバーのコストを徹底比較
 水自体にかかるコストの比較
 水以外に必要となるコスト:サーバーレンタル料金
 水以外に必要となるコスト:配送料
 水以外に必要となるコスト:電気代
ウォーターサーバーの月額料金を抑えるポイントは?
ペットボトルにはないウォーターサーバーを使うメリットとは?
 1:利便性の高さ
 2:災害時の備蓄水になる
 3:安全性の高いおいしい水が飲める
 4:冷蔵庫や収納スペースに余裕ができる
 5:買い足す手間が省ける
ウォーターサーバーとペットボトル、どちらがどんな人におすすめ?
 ウォーターサーバーが向いている人
 ペットボトルが向いている人
毎日美味しい天然水を飲むなら”マーキュロップ”のウォーターサーバー

ペットボトルの水とウォーターサーバーのコストを徹底比較

ペットボトルの水は、500ml入りと2L入りの主に2種類があります。2Lは500mlのボトル数に換算すると4本分の容量ですが、コンビニやスーパー、ネット通販で購入する際、500mlも2Lも、価格がほとんど変わらない…という意外な点に気づいた方もいらっしゃるでしょうか。ペットボトルのサイズ別の2種類と、ウォーターサーバーの水の価格を比較してみましょう。

水自体にかかるコストの比較

ペットボトルペットボトルウォーターサーバー
容量500ml2L12L
水1本あたり108円128円1890円
水500mlあたり108円32円78.7円

※ペットボトル500mlは、コンビニや自動販売機で購入される機会が多いことから、ファミリーマートの霧島の天然水店頭価格としました。ペットボトル2Lは、箱で購入されることが多いことから、Amazonのいろはすラベルレス2L×8本の価格を調べました。

まずペットボトルとウォーターサーバーの水を、容量とコストだけの比較表にしました。ウォーターサーバーの水がもっとも高いと想像されていた方には、予想外の結果に見えるかもしれません。

表の「500mlあたり」の価格の通り、2Lのペットボトルが最も安く、500mlのペットボトルが最も高いです。ウォーターサーバーの水はその中間です。

500mlは価格は割高ですが、外出先での持ち運びに便利で、空になった容器はゴミ箱などにそのまま捨てられます。コンビニや自動販売機で買い足すのも簡単です。この利便性と、1本単位では安く感じることから、多くの方が気軽に購入しています。

ペットボトルとウォーターサーバーの水自体にかかるコストの比較

2Lのペットボトルは、実はメーカーの希望小売価格は300円前後。それが店頭や通販では、破格の安さで販売されています。本来の希望小売価格であればウォーターサーバーと同程度です。このように今2Lが非常に安く取り扱われているため、2Lと比較するとウォーターサーバーは割高に見え、500mlと比べると安くなると言えます。

水以外に必要となるコスト:サーバーレンタル料金

サーバーレンタル料金は、ウォーターサーバーを利用する際に必要となる費用です。一方で、ペットボトルの水を利用する場合は、水を購入するための手間や時間、冷蔵庫で冷やす時間と電気代、冷蔵庫内のスペース、ペットボトルの回収や捨てる際の手間などがかかります。これらは電気代以外はほとんどが「見えないコスト」と言えます。ウォーターサーバーを使うと、サーバーレンタル料金がかかる代わりに、これらの手間や時間などの「見えないコスト」が削減されることになります。
月1,000円前後の金額が表示されるため、一見高く感じられるかもしれません。しかしスーパーに水を買いに行くにも、往復30分程度の時間がかかるのではないでしょうか。ウォーターサーバーは、これらの時間も削減します。

水以外に必要となるコスト:配送料

水とレンタル料金以外にかかるコストとして「配送料」があります。一般的に、ペットボトルの水を通販や宅配で購入する場合、配送料が別途かかることがあります。しかし、ウォーターサーバーの水は、ほとんどの場合配送料が込みになっています。つまり、ウォーターサーバーの水を利用する際には、配送料を気にする必要がないという利点があります。

水以外に必要となるコスト:電気代

ウォーターサーバーを利用する際には、電気代がかかります。ウォーターサーバーの便利さは冷水と温水にありますが、冷却と加熱機能を備えており、これらの機能を使用する際には電気が必要となります。そのため、ウォーターサーバーの電気代は、利用頻度や機能の種類によって異なりますが、月額500円から1,000円程度が一般的です。
一方、ペットボトルを使用する際には、冷やすために冷蔵庫の電気代を使用し、沸かすためにキッチンのガスや電気ポットの電気を使用します。
関連ページ:ウォーターサーバーの電気代は高い?いくらかかる?目安や節約方法を徹底解説

ウォーターサーバーの月額料金を抑えるポイントは?

ウォーターサーバーで水以外に必要となるコスト

ウォーターサーバーを選ぶ際、月額料金以外にも長期的にかかる可能性のある料金を見ると、抑えられるポイントがいくつかあります。
関連ページ:ウォーターサーバーの料金は月額いくら?安く抑える方法や世帯別の比較も!

1.契約期間や解約条件
水の種類、月額費用だけでなく、メンテナンス料、解約時の違約金とその条件などの追加コストも含めて検討しましょう。水や月額必要が安くても、解約時に15,000円以上かかるなど条件の厳しいものは避けた方が良いでしょう。

2.電気代を抑えるエコ機能
ウォーターサーバーの電気代を抑えるために、エコ機能が活用できます。水を使用しない就寝時や外出時の節電ができます。

3.本数・配送サイクルの変更
水が足りなくなったら本数を増やし、余った時には配送日を遅らせるなど、「配送スケジュールを調整」できるメーカーがおすすめです。余っていても変更できずに自動で届く通販型は、料金の調整もできません。

4.メンテナンス料込み
ウォーターサーバーを衛生的に利用するためには、メンテナンスが必要です。1~2年に一度は、無料で本体交換が行われるものが安心です。
関連ページ:ウォーターサーバーの値段は月額いくら?世帯別の月額料金とは|ペットボトルや水との比較や世帯別おすすめウォーターサーバーも紹介

ペットボトルにはないウォーターサーバーを使うメリットとは?

ペットボトルの購入と、ウォーターサーバーの設置には、ボトルの容量以外にも様々な違いがあります。ウォーターサーバーは冷水・温水が出る機械自体の利便性や、使うたびに買いに行くことなく定期配送で届くなど、その仕組み全体が便利なものです。

1:利便性の高さ

ペットボトルにはないウォーターサーバーを使うメリットとは?

ウォーターサーバーは、まず温水と冷水がすぐに使える点が大きなメリットです。

・夏の暑い日の水分補給に冷水が便利
・お湯でお茶やコーヒーをいれるのも楽
・白湯も温水と冷水を混ぜて、好みの温度が簡単
・カップスープやカップ麺にもaお湯がすぐに使える

またお子様も、ボタンやレバーを押すだけで自分で飲むことができるので、子どもが欲しがる度に冷蔵庫からペットボトルの水を注ぐ手間も省けます。お子様のいるご家庭では以下のような点が便利です。

・子どもが自分で冷水を飲むので楽
・自然と水が好きになるため健康的
・外出時、自分で水筒の準備ができる

2:災害時の備蓄水になる

ウォーターサーバーがあるだけで、使いながら備蓄(ローリングストック)ができます。12Lほどの容量のボトルがいつもストックできるため、常に水を備蓄しておくことができます。
災害時や非常時にも、安全な水がすぐに手に入るため安心です。地震など突然の災害時に慌てないこと以外にも、台風や大雪など買い物に出にくい時や、体調が悪い時にも、ストックがあると便利です。ウォーターサーバーを導入したら、ご利用人数に応じて1~2本多めに置いておくことをおすすめします。
関連ページ:地震・停電時でも使用できる!災害時に役立つウォーターサーバーの選び方

ウォーターサーバーでローリングストック

3:安全性の高いおいしい水が飲める

一見同じように見えるウォーターサーバーも、天然水やRO水など、水の種類によって価格が少し異なります。ペットボトルのミネラルウォーターを日常的に飲み、「おいしい水」に飲み慣れている方には同等品質の「天然水」がおすすめです。RO水は水道水などを原水としてろ過、ミネラル添加などが行われた人工的な加工水です。また浄水(自宅の水道水を浄水器にかけるもの)のウォーターサーバーもあるため、ペットボトル入りのミネラルウォーターと同様においしい水を飲みたい方は、水が「天然水(ナチュラルミネラルウォーター)」であることを必ず確認しましょう。

4:冷蔵庫や収納スペースに余裕ができる

ペットボトルは冷蔵庫の中で案外スペースを取るものです。特に開封後、立てて保管したい場合に冷蔵庫のドアポケットのスペースが足りない、といったご経験があるかもしれません。
ウォーターサーバーを利用する場合、ペットボトル水を冷やす必要がないため、冷蔵庫内のスペースが節約できます。冷蔵庫内の整理整頓がしやすくなり、開け閉めの頻度も少なければ電気代の節約にもつながります。

5:買い足す手間が省ける

ペットボトルの難点は、随時スーパーなどで買い足していくことです。もう1本あると思ったらストックがなく、コンビニに買いに走る経験をした方もいるかもしれません。
ウォーターサーバーは定期配送の場合が多く、また定期購入契約をしているため「安定供給」が特徴です。災害時にスーパーやコンビニに水がなくても、ウォーターサーバーの水は問題なく出荷される場合が多いです。買い足す手間もなく、安定して使えるのもウォーターサーバーのメリットです。

ウォーターサーバーとペットボトル、どちらがどんな人におすすめ?

それぞれ、どんな人におすすめできるか、具体的に見ていきましょう。

ウォーターサーバーが向いている人

ウォーターサーバーは「利便性重視の方」「忙しい方」におすすめです。

ウォーターサーバーが向いている人
・買いに行く手間なく届けてほしい
・月に24リットル以上の水を使う
・温水、冷水を便利に使いたい
・健康のため水分補給を習慣化したい
・仕事をしていて忙しい
・子育て中で忙しく買い物に出づらい
・子どもにジュースより、よい水を飲ませたい
・通販や食材宅配をよく使っている
・災害時にも水を備えたい

ウォーターサーバーは幅広い層の方に使われています。また使う理由は様々で、「おいしい水を温水・冷水で使いたい」、「災害時にも水のストックが欲しい」など、導入目的はそれぞれ異なります。

ペットボトルが向いている人

ペットボトル水は、買って運ぶ重さや手間を気にされない方におすすめです。また、冷水や温水の機能が要らない方にも、ウォーターサーバーは必要がなさそうです。

ペットボトルが向いている人
・水が無くなったら、いつでも買い物に出かけられる
・水の重さや、買って運ぶ手間が苦にならない
・時間に余裕があり、お湯を沸かす手間が気にならない
・冷蔵庫にペットボトルを入れるスペースが余っている
・水よりジュースや清涼飲料水を選ぶことが多い

ウォーターサーバーの利用者は、もともとペットボトルでミネラルウォーターを購入していた方が多いです。使用量が多くなった時に、届けてもらった方が楽、温水と冷水の機能も試してみたい、妊娠や出産を機に、などの理由でウォーターサーバーへ切り替えられています。ペットボトルで足りる場合は、ペットボトルも良いでしょう。

毎日美味しい天然水を飲むなら”マーキュロップ”のウォーターサーバー

・おいしいナチュラルミネラルウォーター
マーキュロップの富士山天然水は、まろやかで清々しい味わいが特長です。「おいしい水」を求めてミネラルウォーターを飲み慣れている方にこそ、ぜひ飲んでいただきたい天然水です。ウォーターサーバーの冷水・温水でおいしい天然水を楽しめます。

・年1回の無料メンテナンス
衛生面を気にしてウォーターサーバーを導入されない方が一定数いるようです。マーキュロップなら、1年に1度を基準に定期メンテナンスを行うため、本体を交換します。回収したウォーターサーバーは、国内のメンテナンスセンターで部品単位に分解し、洗浄殺菌しているため品質面も安心です。

・自社スタッフによる設置と配送
担当スタッフがウォーターサーバーの設置やメンテナンス、天然水の配送を担当します。利用していると水が足りなくなったり、余ったりすることがありますが、「配送日や本数の変更希望」にも対応しています。

・契約期間は6か月
マーキュロップは、初めてウォーターサーバーをお使いの方にも始めやすい「6か月契約」です。万が一早期解約される場合の違約金も5,000円と、多くのウォーターサーバーの1/3程度です。一度使ってみたい方もぜひお試しください。

まとめ

ウォーターサーバーを検討中の方にとって、ペットボトル水との比較は重要かと思います。ペットボトル水の価格や購入などにかかる手間、ウォーターサーバー導入のメリットを見てきました。ペットボトル水は2Lは安く、500mlは割高となる一方で、ウォーターサーバーは中間の価格帯です。ウォーターサーバーは冷水・温水が利用可能で、備蓄にも適しています。導入を検討する際は、水の種類にも気を付けながら、総合的にコストや利便性を比較し、最適な選択をしましょう。

執筆者 岡本 彩

【この記事の執筆】岡本 彩
株式会社マーキュロップ 経営企画室 室長
一般社団法人日本宅配水&サーバー協会 市場調査委員会 座長
宣伝・広報を中心に、お客様や社内外の皆様とともに、持続可能な成長を目指しています。
協会ではウォーターサーバー業界の健全な普及・拡大のために市場調査を担当しています。
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