更新日:2023.11.22 はじめてのウォーターサーバー選び
ウォーターサーバーを検討中の方は、ペットボトル入りのミネラルウォーターを購入されている場合が多いと思います。ペットボトル水と比較して、水にかかるコスト、水以外に必要となるコスト、また、ウォーターサーバーを導入することで、得られるメリットも見ていきます。
【目次】開く閉じる
ペットボトルの水とウォーターサーバーのコストを徹底比較
水自体にかかるコストの比較
水以外に必要となるコスト
ウォーターサーバーの月額料金を抑えるポイントは?
ペットボトルにはないウォーターサーバーを使うメリットとは?
1:利便性の高さ
2:災害時の備蓄水になる
3:安全性の高いおいしい水が飲める
4:冷蔵庫や収納スペースに余裕ができる
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ペットボトルの水は、500ml入りと2L入りの主に2種類があります。2Lは500mlのボトル数に換算すると4本分の容量ですが、コンビニやスーパー、ネット通販で購入する際、500mlも2Lも、価格がほとんど変わらない…という意外な点に気づいた方もいらっしゃるでしょうか。ペットボトルのサイズ別の2種類と、ウォーターサーバーの水の価格を比較してみましょう。
ペットボトル | ペットボトル | ウォーターサーバー | |
---|---|---|---|
容量 | 500ml | 2L | 12L |
水1本あたり | 108円 | 128円 | 1890円 |
水500mlあたり | 108円 | 32円 | 78.7円 |
※ペットボトル500mlは、コンビニや自動販売機で購入される機会が多いことから、ファミリーマートの霧島の天然水店頭価格としました。ペットボトル2Lは、箱で購入されることが多いことから、Amazonのいろはすラベルレス2L×8本の価格を調べました。
まずペットボトルとウォーターサーバーの水を、容量とコストだけの比較表にしました。ウォーターサーバーの水がもっとも高いと想像されていた方には、予想外の結果に見えるかもしれません。
表の「500mlあたり」の価格の通り、2Lのペットボトルが最も安く、500mlのペットボトルが最も高いです。ウォーターサーバーの水はその中間です。
500mlは価格は割高ですが、外出先での持ち運びに便利で、空になった容器はゴミ箱などにそのまま捨てられます。コンビニや自動販売機で買い足すのも簡単です。この利便性と、1本単位では安く感じることから、多くの方が気軽に購入しています。
2Lのペットボトルは、実はメーカーの希望小売価格は300円前後。それが店頭や通販では、破格の安さで販売されています。本来の希望小売価格であればウォーターサーバーと同程度です。このように今2Lが非常に安く取り扱われているため、2Lと比較するとウォーターサーバーは割高に見え、500mlと比べると安くなると言えます。
水以外にかかるコストや手間も見ていきます。それぞれ一長一短、違ったコストや手間があります。
〇ペットボトルの水の場合
・買いに行く(スーパーへの移動として仮に往復10分~30分程度)
・運ぶ(購入後は自分で運びます)
・送料(通販や宅配なら運ぶ手間がかからず、代わりに送料がかかります)
・冷蔵庫で冷やす電気代
・次に使うボトルを冷蔵庫へ補充
・空になったペットボトルを捨てる(回収曜日に出すなど)
〇ウォーターサーバーの水の場合
・ウォーターサーバーの電気代
・ボトルを交換する
・空ボトルを配送時に回収に出すorボトルと段ボールを都度捨てる
ウォーターサーバーのボトルには、回収型と使い捨て型の2種類があるので、メーカー選びの際にどちらかを選べます。
関連ページ:ウォーターサーバーは購入よりレンタルがお得?おすすめできない理由や料金を解説
ウォーターサーバーを選ぶ際、月額料金以外にも長期的にかかる可能性のある料金を見ると、抑えられるポイントがいくつかあります。
1.契約期間や解約条件
水の種類、月額費用だけでなく、メンテナンス料、解約時の違約金とその条件などの追加コストも含めて検討しましょう。水や月額必要が安くても、解約時に15,000円以上かかるなど条件の厳しいものは避けた方が良いでしょう。
2.電気代を抑えるエコ機能
ウォーターサーバーの電気代を抑えるために、エコ機能が活用できます。水を使用しない就寝時や外出時の節電ができます。
3.本数・配送サイクルの変更
水が足りなくなったら本数を増やし、余った時には配送日を遅らせるなど、「配送スケジュールを調整」できるメーカーがおすすめです。余っていても変更できずに自動で届く通販型は、料金の調整もできません。
4.メンテナンス料込み
ウォーターサーバーを衛生的に利用するためには、メンテナンスが必要です。1~2年に一度は、無料で本体交換が行われるものが安心です。
ペットボトルの購入と、ウォーターサーバーの設置には、ボトルの容量以外にも様々な違いがあります。ウォーターサーバーは冷水・温水が出る機械自体の利便性や、使うたびに買いに行くことなく定期配送で届くなど、その仕組み全体が便利なものです。
ウォーターサーバーは、まず温水と冷水がすぐに使える点が大きなメリットです。
・夏の暑い日の水分補給に冷水が便利
・お湯でお茶やコーヒーをいれるのも楽
・白湯も温水と冷水を混ぜて、好みの温度が簡単
・カップスープやカップ麺にもaお湯がすぐに使える
またお子様も、ボタンやレバーを押すだけで自分で飲むことができるので、子どもが欲しがる度に冷蔵庫からペットボトルの水を注ぐ手間も省けます。お子様のいるご家庭では以下のような点が便利です。
・子どもが自分で冷水を飲むので楽
・自然と水が好きになるため健康的
・外出時、自分で水筒の準備ができる
ウォーターサーバーがあるだけで、使いながら備蓄(ローリングストック)ができます。12Lほどの容量のボトルがいつもストックできるため、常に水を備蓄しておくことができます。
災害時や非常時にも、安全な水がすぐに手に入るため安心です。地震など突然の災害時に慌てないこと以外にも、台風や大雪など買い物に出にくい時や、体調が悪い時にも、ストックがあると便利です。ウォーターサーバーを導入したら、ご利用人数に応じて1~2本多めに置いておくことをおすすめします。
関連ページ:地震・停電時でも使用できる!災害時に役立つウォーターサーバーの選び方
一見同じように見えるウォーターサーバーも、天然水やRO水など、水の種類によって価格が少し異なります。ペットボトルのミネラルウォーターを日常的に飲み、「おいしい水」に飲み慣れている方には同等品質の「天然水」がおすすめです。RO水は水道水などを原水としてろ過、ミネラル添加などが行われた人工的な加工水です。また浄水(自宅の水道水を浄水器にかけるもの)のウォーターサーバーもあるため、ペットボトル入りのミネラルウォーターと同様においしい水を飲みたい方は、水が「天然水(ナチュラルミネラルウォーター)」であることを必ず確認しましょう。
ペットボトルは冷蔵庫の中で案外スペースを取るものです。特に開封後、立てて保管したい場合に冷蔵庫のドアポケットのスペースが足りない、といったご経験があるかもしれません。
ウォーターサーバーを利用する場合、ペットボトル水を冷やす必要がないため、冷蔵庫内のスペースが節約できます。冷蔵庫内の整理整頓がしやすくなり、開け閉めの頻度も少なければ電気代の節約にもつながります。
・おいしいナチュラルミネラルウォーター
マーキュロップの富士山天然水は、まろやかで清々しい味わいが特長です。「おいしい水」を求めてミネラルウォーターを飲み慣れている方にこそ、ぜひ飲んでいただきたい天然水です。ウォーターサーバーの冷水・温水でおいしい天然水を楽しめます。
・年1回の無料メンテナンス
衛生面を気にしてウォーターサーバーを導入されない方が一定数いるようです。マーキュロップなら、1年に1度を基準に定期メンテナンスを行うため、本体を交換します。回収したウォーターサーバーは、国内のメンテナンスセンターで部品単位に分解し、洗浄殺菌しているため品質面も安心です。
・自社スタッフによる設置と配送
担当スタッフがウォーターサーバーの設置やメンテナンス、天然水の配送を担当します。利用していると水が足りなくなったり、余ったりすることがありますが、「配送日や本数の変更希望」にも対応しています。
・契約期間は6か月
マーキュロップは、初めてウォーターサーバーをお使いの方にも始めやすい「6か月契約」です。万が一早期解約される場合の違約金も5,000円と、多くのウォーターサーバーの1/3程度です。一度使ってみたい方もぜひお試しください。
ウォーターサーバーを検討中の方にとって、ペットボトル水との比較は重要かと思います。ペットボトル水の価格や購入などにかかる手間、ウォーターサーバー導入のメリットを見てきました。ペットボトル水は2Lは安く、500mlは割高となる一方で、ウォーターサーバーは中間の価格帯です。ウォーターサーバーは冷水・温水が利用可能で、備蓄にも適しています。導入を検討する際は、水の種類にも気を付けながら、総合的にコストや利便性を比較し、最適な選択をしましょう。
【この記事の執筆】岡本 彩
株式会社マーキュロップ 経営企画室 室長
一般社団法人日本宅配水&サーバー協会 市場調査委員会 座長
宣伝・広報を中心に、お客様や社内外の皆様とともに、持続可能な成長を目指しています。
協会ではウォーターサーバー業界の健全な普及・拡大のために市場調査を担当しています。
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