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ウォーターサーバーの水抜きのやり方は?必要な理由、水抜き後の水の活用方法を紹介

投稿日:2024.06.21 はじめてのウォーターサーバー選び

ウォーターサーバーの水抜きのやり方は?必要な理由、水抜き後の水の活用方法を紹介

ウォーターサーバーを移動する時には「水抜き」と呼ばれる作業が必要です。水抜きが必要な理由や、水抜きの方法、移動時の注意点などを解説します。なお、「水抜き」を利用者自身で行う必要のあるメーカーと、スタッフが無料で移動の対応をしてくれるため作業を行わなくてよいメーカーとがあります。これについても説明します。

【目次】開く閉じる
ウォーターサーバーの水抜きが必要な理由
ウォーターサーバーの水抜きの流れ
 ボトル内の水を使い切る
 電源プラグを抜いて6時間置く
 本体から水を出し切る
ウォーターサーバーの水抜きを行う際の注意点
 やけどに注意する
 水を入れられる容器を用意する
ウォーターサーバーを移動させる際の注意点
 傾けたり横倒しにしない
 ボトルの差し込み口を保護する
 付属品を無くさないようにする
 2人以上で作業をする
 輸送中の転倒に注意する
水抜き後の水はどうする?
 余ったボトルの活用方法
 飲むかコーヒーやお茶に使用
 料理に使用
 洗顔などに使用
ウォーターサーバーならマーキュロップ

ウォーターサーバーの水抜きが必要な理由

ウォーターサーバーの水抜きが必要な理由

ウォーターサーバーの「水抜き」とは、ウォーターサーバー本体の冷水タンクと温水タンクから水を抜く作業のことを言います。「引っ越し」のためにウォーターサーバーを運んで移動する際や、「解約」のためにウォーターサーバーを返送する際に、利用者に作業が求められる場合があります。これを行わないと、ウォーターサーバー本体から水漏れが起きたり、破損や故障の原因となります。

水抜きが必要な理由は、「本体を運ぶ時に、水の重さでタンクや配管に負荷がかかり、水漏れや破損が起きるのを防ぐため」です。引っ越し業者や宅配業者がウォーターサーバーを運ぶ時に、水漏れしていると輸送も保管も難しくなります。トラブル防止のため、発送前に水抜きを指示された場合は、指示に従って水抜き作業をするようにしましょう。

なお、マーキュロップのように、担当スタッフがウォーターサーバーの引っ越しや解約時の引き取りをすべて対応しているメーカーがあります。この場合は、水抜き作業も不要で、回収される直前まで通常通りウォーターサーバーを使用することができます。

ウォーターサーバーの水抜きの流れ

ウォーターサーバーの水抜きの手順を説明します。機種やメーカーにより取り扱い方法は異なりますので、ここではあくまでも一般的な例となります。実際に水抜き作業を行う場合は、メーカーにご確認ください。

ボトル内の水を使い切る

移動日の前日までに現在使用しているウォーターサーバーにセットされているボトル内の水を使い切り、空のボトルを抜きます。水を使い切れない場合は、ピッチャーや鍋、空のペットボトル等に移して、冷蔵庫で保管して使いましょう。
水を使い切らなくても、途中でボトルを抜くことができるタイプの場合は、使用途中のままボトルを抜き、ボトルの口は衛生的に保つためにラップなどで覆います。
ウォーターサーバー本体の、ボトルの差し込み口は、衛生的に保つために、ラップなどで覆います。

電源プラグを抜いて6時間置く

ウォーターサーバーは電源プラグを抜いて6時間置く

温水のスイッチがあればオフにし、コンセントから電源プラグを抜きます。お湯によるやけど防止のため、電源プラグを抜いて約6時間以上経ってから次の作業を行います。時間に余裕を見ておきましょう。電源プラグを抜いたら、温水の温度が冷めるのを待ちます。

本体から水を出し切る

ウォーターサーバーの温水・冷水の蛇口からそれぞれ水を出し切ります。ボトルが空になっても少量の温水と、数リットルの冷水が出るはずです。
また温水は空焚き防止機能が付いているため、蛇口からの取水はできません。蛇口から水が出なくなっても、温水タンク内には満杯のお湯が残っています。背面など指示された部分(機種により場所は異なります)のキャップを外し、冷めた温水を出し切ります。こちらも数リットルの水が出ます。また、キャップを無くさないよう、温水を抜いたら元に戻しましょう。

ウォーターサーバーの水抜きを行う際の注意点

水抜きを行う際の注意点についても説明します。マーキュロップのように、スタッフが移動作業を行う場合は、お客様による水抜き作業は不要です。注意点についても気にしなくて良いでしょう。

やけどに注意する

一番の注意点は温水によるやけどです。特に普段使用している蛇口ではなく、背面などのキャップを外して温水を出し切る時に、お湯が熱いままではやけどをしてしまう恐れがあります。温水スイッチを切り、電源プラグを抜いてから温水が冷めるまで、できれば6時間置きましょう。そこまで時間が取れない場合も、最低でも2~3時間、出来る限り長く時間を置いてから、直接手に温水がかからないよう十分に注意して作業しましょう。
また水がこぼれて床が濡れてしまう可能性もあるため、濡れても良い場所で作業するようにしましょう。

水を入れられる容器を用意する

ウォーターサーバーの水抜きの際は水を入れられる容器を用意する

ボトルを外した後も、ウォーターサーバーの中には、冷水タンクと温水タンク、配管の中に水が入っています。合計でおおよそ4~6リットル程度の水が出ますので、十分な容量の容器を用意します。

例えば、マーキュロップのスリムタイプのウォーターサーバーの場合は、冷水タンクが2.2リットル、温水タンクが2.0リットルの容量です。目安としては、蛇口から冷水を抜き取る量が約2.2リットル程度、背面などのキャップを外して温水を抜き取る量が約2リットル程度となります。これに配管の容量が加わるため少し増えます。

ウォーターサーバーを移動させる際の注意点

ウォーターサーバーを移動させる際にも、いくつか注意点があります。スタッフが移動する場合には、これらについても気にしなくてよいでしょう。

傾けたり横倒しにしない

ウォーターサーバーを傾けたり横倒しにしない

ウォーターサーバーは横積み厳禁です。必ず立てた状態で、傾けたり、振動を与えたりしないよう、慎重に移動します。傾けたり振動を与えることにより、タンクと配管の接続部などに破損が起こり、水漏れの原因となります。車両へ積み込む時は台車などで運びます。倒れないよう、おさえながら運びましょう。
引っ越し業者による移動の際も、横積み厳禁であることは必ず伝えましょう。また万が一自家用車などで移動する際には、車両の高さが足りるか事前に確認しましょう。ウォーターサーバーの高さは高いもので110cm程度あります。

ボトルの差し込み口を保護する

ボトルを外した際に、ラップなどでウォーターサーバー本体のボトルの差し込み口を衛生的に保護します。ボトルも、飲み切っていない場合はボトルの口をラップなどで覆っておきます。またウォーターサーバー本体の蛇口周り・取水口の周りも衛生的に移動できるよう、ラップなどで覆っておくことをおすすめします。

マーキュロップでは引っ越し時は、ウォーターサーバー本体を無料で交換しています。これはお客様に衛生的にご利用いただくために、移動による衛生リスクを避けるためです。また間取りや設置場所の変更がともなうため、利用するウォーターサーバーのタイプやカラーの変更も無料で対応しています。

関連ページ:お引越し予定のお客様へ継続のご案内

付属品を無くさないようにする

ウォーターサーバーの付属品を無くさないようにする

ウォーターサーバーの移動の際は、付属品を無くさないよう気を付けましょう。特に背面の「温水のキャップ」などは、無くしてしまうとウォーターサーバーが使用できなくなります。また構造により「水受け皿」など、取り外せる付属品がある場合は、移動の際に一度はずします。どこへ行ったかわからなくなってしまった…とならないよう、食器と一緒に洗って一緒に運ぶか、ウォーターサーバー本体やボトルに、きれいに剥がせるテープなどで貼り付けて運ぶ方法なども良いでしょう。

2人以上で作業をする

ウォーターサーバー本体は10~20kg程度の重量があり、ボトルの水も含めると最大20~30kg程度になるものです。ボトルを外したり、水抜き作業を行う時には、安全のため2人以上で作業するようにしましょう。移動時も壁にぶつけてしまったり、周囲のものに当たらないよう、2人以上で運ぶことをおすすめします。
関連記事:ウォーターサーバーは引っ越し時どうする?手続きや注意点、無料の引っ越しサービスを紹介!

輸送中の転倒に注意する

引っ越し業者による移動の際には、家具家電など荷物はまとめてバンドなどで固定され、転倒防止の対策がなされています。自家用車やレンタカーなどでウォーターサーバーを移動する際には、車内でウォーターサーバーが傾いたり、転倒することがないよう注意が必要です。輸送中も、車内でウォーターサーバーが動くスペースがないよう、周りを荷物で固めたり、バンドで固定するなど工夫しましょう。
マーキュロップは、自社配送でウォーターサーバーと天然水をお届けし、設置や交換を行っているため、日頃から様々な安全・衛生対策を行っています。

水抜き後の水はどうする?

水抜きの際にウォーターサーバー本体から抜き取った水はどのようにしたらよいでしょうか?結論から言うと、通常どおり飲むことができます。
衛生的な容器やピッチャーなどに入れて、そのまま飲んだり、沸かしてお茶やコーヒーに利用できます。抜き取った水が多すぎる場合は、料理に使用するとよいでしょう。お味噌汁などのだしをとる時に使用したり、炊飯においしく利用できます。
すぐに使用しない場合は、常温では置かずに冷蔵庫で保管し、早めに飲み切るようにしましょう。目安としては、ボトルの開封から2週間程度で飲み切ることをおすすめします。

余ったボトルの活用方法

タイミングにより、ボトルの水が多く余ってしまったという場合、どのように活用するとよいでしょうか。いくつかおすすめの方法を説明します。

飲むかコーヒーやお茶に使用

ウォーターサーバーの余ったボトルの水は飲むかコーヒーやお茶に使用

まずは通常どおりの使用がおすすめです。そのまま飲む他、コーヒーを入れたり、お茶を淹れる時に使用しましょう。例えば、普段は飲み水はウォーターサーバーを使い、麦茶は浄水器の水を沸かして使用していた、といった場合は麦茶もウォーターサーバーの水で作ってみるのもおすすめです。

料理に使用

ウォーターサーバーの水を料理に使用

たくさん水を使いきりたい場合には、やはり料理がよいでしょう。だしをとる時や煮物、鍋物に使う他、サラダの野菜をシャキッとさせる時にもウォーターサーバーの冷水を使うとグンとおいしくなるはずです。うどんなど麺類を茹でた後に水で締めるときの水も、ウォーターサーバーの冷水はおすすめです。
また炊飯においしい水を使う方は多いですが、炊くときの水だけでなく、研ぐときに「1番最初に付ける水」においしい水を使うことをおすすめします。お米は乾燥している状態のため、最初に付ける水を一番吸収すると言います。おいしい水を一度さっと吸水させてから、水道水などで研いで、最後に炊く水にもおいしい水を使用しましょう。

洗顔などに使用

その他の水の使い方として、洗顔に良い水を使うこともおすすめです。水道水には塩素が含まれているため、肌にもダメージを与えていると言われています。塩素を除去するシャワーヘッドなどが販売されているのも、そのためです。
ウォーターサーバーの水が余っている場合は、洗顔に使ってみるのもよいでしょう。

ウォーターサーバーならマーキュロップ

ウォーターサーバーならマーキュロップ

マーキュロップなら、ウォーターサーバーの設置や移動を担当スタッフにお任せいただけます。お客様は余計な手間なくウォーターサーバーの利用を開始でき、お引っ越し時の引き取りも、再設置もスムーズです。

・使いはじめのウォーターサーバーの設置もスタッフにお任せ
・引っ越しサービスもあるため水抜きの心配ナシ!
・富士山の天然水がおいしく便利

マーキュロップは年に1度を基準とした定期メンテナンスを実施しています。本体の交換も担当スタッフが対応するため、「水抜き」という作業をお客様が行うことはありません。置き配の置き場所や、ウォーターサーバーの不具合など、お困りごとはスタッフへご相談いただけます。

まとめ

担当スタッフがいないメーカーを利用する場合、ウォーターサーバーを移動する際には「水抜き」が必要です。水抜きが必要な理由や方法、注意点について解説しました。また、メーカーによっては担当スタッフが、水抜きや移動、設置、引き上げともに、無料で対応してくれる場合があります。設置、引っ越し、解約のスムーズな対応のために、サービス内容を確認しておくと良いでしょう。マーキュロップでは担当スタッフがウォーターサーバーの設置や移動、引き上げの対応を無料で行います。水抜き不要で安心して利用できます。

執筆者 マーキュロップ編集部

【この記事の執筆】マーキュロップ編集部
この記事は、株式会社マーキュロップの編集部が監修しており、ウォーターサーバーについて役に立つ情報発信を目指しています。
環境にやさしいリターナブルボトルで、おいしい富士山の天然水をお届けしています。
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