更新日:2023.09.13 はじめてのウォーターサーバー選び
毎日飲む水は、おいしいだけでなく、安全面や衛生面がしっかり守られていることも大切ですよね。そこで今回は、ウォーターサーバーを選ぶ際にチェックしておきたい、衛生面での機能やメンテナンス体制についてご紹介します。
キッチン、お風呂、トイレといった水回りに共通するのが、「カビや雑菌が繁殖しやすい」「ほこりがたまりやすい」という悩み。なかでもキッチンは食中毒のリスクもありますから、衛生面にはとりわけ気を配っているという方も多いはずです。
では、ウォーターサーバーについてはどうでしょうか。
ウォーターサーバーの水そのものは、しっかりと衛生管理された工場でボトリングされているため、基本的には安全・安心といえます。ただ、サーバー内部や水の注ぎ口、水受け皿などの手入れが不十分だと、ほこりや雑菌、カビなどが水に混ざってしまう可能性がないともいえません。
ウォーターサーバーの水は、日々口にするものです。赤ちゃんのミルクに利用されるご家庭もあるでしょう。だからこそ、ウォーターサーバーを選ぶ際は、衛生機能やメーカーのメンテナンス体制をしっかりチェックすることをおすすめします。
近年のウォーターサーバーには、衛生的に使うための「クリーン機能」(名称はメーカーによって異なります)が搭載されているものが少なくありません。フィルターで空気中の不純物を除去するタイプや、光や熱湯で内部を除菌・殺菌するタイプなどがあり、水をいつでも安全・安心に飲める工夫がなされています。
ただ、クリーン機能が搭載されていたとしても、日常のお手入れは不可欠です。蛇口まわりは3日に1度程度、除菌用ウェットティッシュなどで拭き、水受け皿は1週間に1度程度、食器用洗剤などで洗いましょう(詳しいお手入れ方法はこちら)。
加えて、定期メンテナンスもあると、いっそう安全・安心です。メーカーが行うメンテナンスは大きく二つに分けられます。
「訪問メンテナンス」「訪問クリーニング」などと呼ばれ、専門スタッフがご自宅を訪問して、その場でサーバー内に洗浄液を流し、サーバーを分解せずにできる範囲の清掃を行うというものです。所要時間は30~60分、費用は無料~10,000円程度で、頻度はメーカーによって異なります。
「訪問タイプ」はサーバーを分解しないため、タンクや配管に付着したミネラル成分などを洗浄したり、除菌・消毒したりすることができません。
使用中のサーバーを回収し、新品あるいはメンテナンス済みのサーバーと交換します。回収されたサーバーは専用の工場などで分解・清掃されるため、タンクや配管の内部まできれいになります。費用はメーカーによって異なり、無料で実施するところもあれば、有料で実施するところもあります。頻度もまちまちです。
衣類のお手入れにたとえると、「訪問タイプ」は自宅で行うホームクリーニング、「交換タイプ」はクリーニング専門店によるプロのクリーニング、といったところでしょうか。衛生面をとくに重視したい方は、「交換タイプ」のメンテナンスを行っているウォーターサーバーを選ぶといいでしょう。
ここからは、マーキュロップの取り組みについてご説明します。当社では、お客様が本当に安心してウォーターサーバーをお使いいただける体制づくりに力を入れています。
たとえば、マーキュロップの人気モデル「スリム(Slim)」と卓上タイプの「スリム S(Slim S)」は、空気清浄機にも使用されているHEPAフィルターを採用し、水ボトルの中に入る空気中のゴミ・粉塵を徹底的に除去。また、水が触れる部分(蛇口、差込口、タンク内部)はSIAAマーク取得(※1)の抗菌仕様となっています。
※1 SIAAマーク:一般社団法人抗菌技術協議会が定める抗菌性の基準を満たした製品に対してのみ発行される、抗菌効果を証明するマークです。
さらに、ウォーターサーバーをいつでも衛生的にご利用いただけるよう、年に1度を基準に定期メンテナンスを実施しています。マーキュロップの定期メンテナンスは、スタッフが訪問時に洗浄液などで内部を清掃する「訪問タイプ」ではなく、サーバー本体をメンテナンス済みのものと交換する「交換タイプ」です。
回収されたウォーターサーバーは、施設衛生管理適合証(※2)を取得したメンテナンスセンターで徹底的にメンテナンスされます。サーバーを分解したうえで除菌・消毒をし、水漏れ防止のために、パッキンなどの内部に使われている消耗部品や、清掃しにくい蛇口の適切な交換も行います。その後、再組立て、検査を実施。新品同様品として再生させていますので、安心してご利用いただけます。
※2 施設衛生管理適合証:公益社団法人 全国水利用設備環境衛生協会が、清掃や水質検査等の適切な衛生管理が実施されていると認めた施設へ発行するものです。
また、除菌・消毒後には乾燥仕上げをしています。浴室やキッチンなどの水回りと同様に、清潔に保つには乾燥も大事ですが、こうしたメンテナンスは、サーバーを分解せずに行う「訪問タイプ」では難しいといえるでしょう。
なお、マーキュロップのメンテナンスは無料です。「交換タイプ」のメンテナンスは、輸送費や設備の維持費がかかります。そのため、有料で実施しているメーカーもあります。当社も以前は有料でした。
ごくまれではありますが、ボトル交換時にエアフィルターに湿気が入るなどしてウォーターサーバーから水が出なくなってしまったり、ボトル交換時の衝撃等で蛇口からにじむような水漏れが起きたり、機械の不良で温水が熱くならずぬるくなったりするなど、予想外のトラブルが起きることがあります。
そんなときは、ご連絡をいただければスタッフが伺い、メンテナンス時期を問わずに点検・交換等の対応をしています。
このほか、マーキュロップでは次のようなサービスを行っています。
・定期メンテナンスのタイミングで、本体のカラーやタイプを変更可能
・お引越し時は、ご利用期間を問わず、無料でメンテナンスを実施。その際も、本体のカラーやタイプを変更可能
・定期メンテナンス時、冷水、温水ともにチャイルドロックの有無を変更可能
定期メンテナンスやそれに付随するサービスは、設置から配送まで、自社一貫体制で行うマーキュロップだからこそできるものと自負しています。また、新規契約されるお客様に当社を選んだ理由を伺うと、「定期メンテナンスがあるから」と回答される方がほとんど。
「衛生管理に気を使って下さっているので安心して使えます」
「いったんはほかのメーカーに乗り換えましたが、メンテナンスがないのでマーキュロップに戻ってきました」
といった、うれしい声も寄せられています。
【この記事の執筆】マーキュロップ編集部
この記事は、株式会社マーキュロップの編集部が監修しており、ウォーターサーバーについて役に立つ情報発信を目指しています。
環境にやさしいリターナブルボトルで、おいしい富士山の天然水をお届けしています。
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