ブログ

ウォーターサーバーのメリットとデメリットとは?どんな人に向いているかも徹底解説!

更新日:2024.03.27 はじめてのウォーターサーバー選び

ウォーターサーバーのメリットとデメリット

いつでもおいしい水が冷水・温水で使えるウォーターサーバー。とても快適で導入してよかったという声がある一方で、選び方を間違えると「おいしくない水を選んでしまった」「メンテナンスが有料だった」など失敗した、後悔したという声もあるようです。
契約前に知っておきたいウォーターサーバー導入のメリット・デメリット、選び方を見ていきましょう。

ウォーターサーバーのデメリット
・設置スペースが必要
・ある程度のコストがかかる
・衛生面でメンテナンスが必要
・上置き型はボトル交換が大変
・契約期間が長い場合がある

ウォーターサーバーのメリット
・冷・温水のおいしい水がすぐに使える
・水分補給の習慣がつくので健康的
・重い水を買って運ぶ手間がなくなる
・コーヒーやお茶もおいしく手軽
・ペットボトルゴミが出ない

【目次】開く閉じる
契約前に知っておきたいウォーターサーバーの5つのデメリット >
ウォーターサーバーのメリット5選 >
タイプ別!ウォーターサーバーのメリット・デメリット比較 >
宅配水型ウォーターサーバーのメリット・デメリット >
水道直結型ウォーターサーバーのメリット・デメリット >
結局ウォーターサーバーがおすすめなのはどんな人? >
おいしい天然水ならマーキュロップのウォーターサーバーがおすすめ! >

契約前に知っておきたいウォーターサーバーの5つのデメリット

ウォーターサーバーのデメリット、設置スペースが必要

1.設置スペースが必要

ウォーターサーバーを導入するためには設置スペースが必要です。おおよそ横幅、奥行ともに30cm程度の空間を、コンセントの近くに用意する必要があります。導入後は「おいしい水が、冷・温水ですぐに使える暮らし」に様々なメリットが実感できますが、導入前の段階で設置スペースを用意することに、ハードルの高さを感じるかもしれません。同じ家電で言うと、形によりますが空気清浄機や除湿器と、だいたい同じくらいの設置スペースが必要です。

関連ページ:卓上ウォーターサーバーはコンパクトな分デメリットしかない?メリットや選び方を解説

2.水代などのコストがかかる

ウォーターサーバーは月に約4,000円台(24L程度を使用する場合)から料金がかかります。実際には利用人数や用途によりますが、水の使用量が増えると、かかる料金も増えていきます。飲み水やお茶、コーヒーなど「飲む」用途に限定する場合は比較的使用量は少なく、お米を炊いたり「料理」にも使う場合は使用量も増えます。
ウォーターサーバーにかかるコストは、おおよそ500mlのペットボトル水を購入するよりは安く、2Lのペットボトル水を購入するよりは高くなります。コストが気になる場合は、まずは「飲む」用途に限定して、はじめてみるのもおすすめです。

3.衛生面でメンテナンスが必要

ウォーターサーバーを衛生的に利用するためには、メンテナンスが必要です。メーカー側が無償で本体の定期交換を行う場合や、メンテナンスが存在しない場合など実態は様々です。「自動クリーン機能」をうたうメーカーもありますが、高温循環機能の動作中は4時間程度ウォーターサーバーが使えない、電気代が高額になる、循環に使用した水をその後飲むことになる仕様であるなど、課題が残ります。
衛生的に利用するためには、ウォーターサーバー本体を部品単位に分解し、洗浄殺菌や部品交換まで、定期的に実施しているメーカーが安心です。

4.ボトル交換・回収の手間がかかる

ウォーターサーバーは、空になったボトルを交換したり、回収に出す手間がかかります。ウォーターサーバーの形式は、水ボトルを持ち上げて本体の上に設置する上置き型が多いです。水の容量が12Lの場合は、約12kgの水ボトルを持ち上げることが必要です。12kgというのは、だいたい2歳~2歳半の子どもの体重と同じくらい。持ち上げられないことはない重さですが、このボトル交換を、大変と感じる方も多いようです。その場合は、持ちやすいようボトルにしっかりとした「持ち手」が付いているタイプや、ボトルの持ち上げが不要な「下置き型」のウォーターサーバーがおすすめです。

5.契約期間が長い場合がある

ウォーターサーバーの契約期間は、多くのメーカーで2年~3年が平均です。契約期間内に解約する場合には違約金として16,500円ほどがかかるとされています。中には月々の利用料金を安くする代わりに、契約期間は5年と長いものもあります。初めてウォーターサーバーを利用してみようと思う方には、この仕組みは抵抗があるかもしれません。
よく調べていくと、契約期間が短く、6か月というメーカーもあるため、長期契約をデメリットに感じる方は「契約期間の短さ」で選ぶ視点もあります。本記事では6か月契約のウォーターサーバーを紹介しています。

関連ページ:ウォーターサーバーで後悔・解約する理由とは?解決策や選び方のポイントなどを解説!
関連ページ:ウォーターサーバーをやめた理由って?生活にあった失敗しない選び方も解説

ウォーターサーバーのメリット5選

次に、ウォーターサーバー導入のメリットを見ていきましょう。

ウォーターサーバーのメリット、おいしい水が料理にも

1.冷・温水のおいしい水がすぐに使える

ウォーターサーバーのメリットと言えばまず、冷たい水と、熱いお湯がいつでもすぐに使えることです。夏ならスッキリと冷えたおいしい水を朝起きた時、暑い屋外から帰宅したとき、お風呂上がりに飲むだけで、ウォーターサーバーがあってよかったと実感できそうです。お湯も便利で、コーヒーや紅茶、日本茶、麦茶などの他、粉末のスープやカップ麺にも、お湯を沸かすことなくすぐに利用できます。お湯の温度が高い方が、使い勝手がよさそうという方には、「再加熱機能」付きのウォーターサーバーもおすすめです。
関連ページ:白湯はウォーターサーバーで手軽に作れる!期待できる効果やお湯との違いについても解説

2.水分補給の習慣がつくので健康的

ウォーターサーバーを導入後、水分補給の習慣がつくことで、健康的に過ごせていると実感する方も多いようです。夏は冷水のまま、寒い時期は冷水と温水をまぜて好みの温かさの「白湯」にして、一年中好みの適温で水分補給ができます。
子どもが自分でウォーターサーバーから冷水を飲むため、ジュースを飲まなくなった、水なら糖分の摂りすぎや虫歯の心配もなく安心と言う声も多いです。健康のためには1日1.2Lの水を飲むことが良いと言われています。
専門家に聞く 新・水飲み習慣「アクティブドリンキングのススメ」

3.重い水を買って運ぶ手間がなくなる

水が宅配で届くこともメリットのひとつです。ウォーターサーバーの利用前は、多くの方がミネラルウォーターをペットボトルで購入しています。近くのスーパーやコンビニでこまめに買い足す方、箱でまとめ買いをしている方、どちらにしても水は重いので、買って運ぶのは大変と思われているようです。特に妊娠中の方や、赤ちゃん、小さな子どもを連れて買い物に行く方は、ウォーターサーバーを導入して助かっているという声をよく聞きます。

4.コーヒーやお茶もおいしく手軽

コーヒーや紅茶、日本茶、ハーブティーなどがお好きで、豆や茶葉、グレード、産地や焙煎にこだわる方もいらっしゃるかもしれません。水を変えることでコーヒーなどの味は変わります。まろやかなおいしい天然水を使うと、コーヒーの味もまろやかなおいしさに。硬度の低い軟水で入れる紅茶は、甘みやコクが出やすく、透き通った赤みの強い色になりやすいなど、水によって違いがあります。より高温で入れたい紅茶には再加熱機能を使い、低温で甘みを引き出したい日本茶には温水に冷水を混ぜて使うなど、ウォーターサーバーでお茶の楽しみも広がります。

5.ペットボトルゴミが出ない

SDGsなど環境意識の高まりから、家庭のペットボトルゴミを減らしたいと考えて、ウォーターサーバーに切り替える方も増えています。ウォーターサーバーを利用すると、ボトルの容量が12Lなら、1本で500mlペットボトル24本分のゴミ削減につながります。
またウォーターサーバーのボトル方式はメーカーにより2種類あり、使い捨てとなるワンウェイ方式と、繰り返し洗浄殺菌して使用するリターナブル方式があります。より環境負荷の少ないものを選びたい場合は、リターナブル方式がおすすめです。

タイプ別!ウォーターサーバーのメリット・デメリット比較

タイプ別ウォーターサーバーのメリット・デメリット

ウォーターサーバーには、水の種類やボトル方式など、いくつかの分類があります。ここでは、宅配水型ウォーターサーバーと、水道直結型ウォーターサーバーの2タイプを比較します。

宅配水型ウォーターサーバーとは、採水又は製造された飲料水が宅配されるタイプです。富士山など地下から汲み上げる「天然水」や、「RO水にミネラルを添加したもの」などメーカーにより水の種類は異なりますが、いずれもおいしさと安全性にこだわって製造されている飲料水です。
・水道直結型ウォーターサーバーとは、分類としては浄水器に該当し、水道工事を行い、家庭の水道水からウォーターサーバー内で「浄水」が作られるタイプです。水道水から塩素やカルキ臭など、飲むときに気になる物質を取り除いた水です。それぞれメリット・デメリットを見ていきましょう。

宅配水型ウォーターサーバーのメリット・デメリット

【メリット】

宅配水型ウォーターサーバーの1番のメリットは、好みやこだわりに合う水が選べることです。3つのメリットを見ていきましょう。

1.天然水などおいしい水を選べる
宅配水型は水の種類や産地が選べます(一部産地を選べないメーカーもあります)。これまでもペットボトルでナチュラルミネラルウォーター/天然水を飲んできたという、おいしさにこだわりのある方には、ウォーターサーバーもまず天然水の中から選ぶことをおすすめします。多くの日本の天然水なら、すっきりとしたまろやかな味わいのものが多いです。

2.水のストックで災害時も安心
宅配される水を少し多めに、使いながら備蓄(ローリングストック)しておくことで、万が一の災害時や天候が悪くて買い物に出づらい時などにも安心です。停電時も常温の水が出るタイプのウォーターサーバーや、ボトルに直接取り付けて取水できる「非常用コック」の取扱いのあるメーカーもあります。

3.水が品質管理されている
食品衛生法の定めに従い、水を生産する工場では品質管理が行われており、品質・衛生面でも安心です。設置されているウォーターサーバーの日常のお手入れや、定期メンテナンスなどの衛生管理も、メーカーから推奨されている適切な頻度で受けましょう。

【デメリット】

宅配水型ウォーターサーバーのデメリットについても、水道直結型と比較して3点見ていきます。

ウォーターサーバーは宅配の受け取りや保管が必要

1.使用量が多い場合はコストがかかる
宅配水型は、水ボトルの購入本数に応じて料金がかかります。ほぼ定額となる水道直結型と比較すると、使用量が多い場合にはかかる料金は増えていきます。

2.宅配の受け取りや保管が必要
宅配水型のデメリットは、水ボトルを宅配で受け取る手間があることです。受け取りの手間を解消するため、不在でも玄関先に置き配ができるメーカー(主に自社配送)などもあります。また受け取って、使う時まで保管が必要です。災害時の備えとして備蓄になるメリットがある反面、保管しなければならないことがデメリットにもなります。

3.ボトル交換が必要
水道直結型は常に水道水が補充されていますが、宅配水型はボトルの水が空になったら、新しいボトルをウォーターサーバーに差し換える必要があります。使用量の多い設置場所などでは、ボトルの交換作業が手間に感じられる場合があります。

水道直結型ウォーターサーバーのメリット・デメリット

【メリット】

今度は、水道直結型ウォーターサーバーのメリットを3点見ていきます。

水道直結型ウォーターサーバーのメリット

1.大量に水を使う場合はお得
水道直結型ウォーターサーバーは、おおよそ4,000円台~8,000円台の月額費用と水道代で利用することができます。宅配水型の12Lボトルを月に2本(24L)~4本(48L)利用するのと同じくらいの料金と言えます。たくさん水を使っても、定額以上の料金は基本的に水道代や電気代しかかかりません。そのため特に利用量が多い場所や、規模の大きなオフィスや工場、人の集まる施設など「味にこだわるより、月々のコストを抑えたい」という場合などにおすすめです。

2.ボトル交換の手間がない
水道に直接接続して常に水が補充されているため、ボトルを宅配で受け取ったり、水がなくなってボトルを交換する手間がありません。浄水をいつでも、水の補充なく利用できます。

3.冷水・温水が使える
ウォーターサーバーの基本的な機能である、冷水・温水が使えることが、浄水器と比べてメリットとなります。水道水の味や品質に不安があり、浄水を使いたい場合や、浄水のお湯を使いたい場合におすすめです。

【デメリット】

水道直結型ウォーターサーバーのデメリットも見ていきます。

浄水・水道直結型ウォーターサーバーのメリット・デメリット

1.浄水のため天然水よりおいしくない
水道直結型ウォーターサーバーは、「浄水」を作るウォーターサーバーです。もし天然水のようなおいしいミネラルウォーターを期待している場合は、天然水と浄水は明確に味や品質が異なりますので、慎重に比較検討しましょう。「水道直結型の上位機種を選んだのに、おいしくない。天然水に戻りたい」という声もSNS等で見られます。導入後に後悔がないよう、味と契約期間の確認をおすすめします。

2.設置工事と設置費が必要
水道直結型は設置工事が必要です。家庭の水道栓に分岐水栓を取り付けて、専用チューブでウォーターサーバーと接続することになります。国内メーカーの水栓であれば、だいたい工事が可能ですが、タッチレス水栓や海外メーカー製の水栓では分岐水栓の取り付けができない場合があるようです。設置工事が可能かどうか、また設置費用はメーカーへ事前に確認が必要です。

3.使用量が少ない場合は割高
月々の料金が定額のため、水の使用量が少ない家庭では、宅配水型ウォーターサーバーより割高になる場合があります。月4,000円台の水道直結型ウォーターサーバーを選ぶなら、少なくとも月に24リットル以上の浄水を使用するかどうか、月8,000円台なら月に48リットル以上の浄水を使用するかどうか、できれば計算してみましょう。
関連ページ:浄水型ウォーターサーバーのメリット・デメリットは?費用やQ&Aを紹介

結局ウォーターサーバーがおすすめなのはどんな人?

ウォーターサーバーがおすすめな人

ここまでの内容をふまえて、ウォーターサーバーがおすすめな人は、どんな人なのかまとめてみました。

  • ウォーターサーバーがおすすめな人
  • ・おいしい水が好き
  • ・健康のために水分補給の習慣をつけたい
  • ・健康や美容のために白湯を飲んでいる
  • ・重い水を宅配で届けてほしい
  • ・妊娠中の方や、赤ちゃん、小さな子どものいる家庭
  • ・コーヒーやお茶もおいしく飲みたい
  • ・災害時にも水のストックがあると安心
  • ・環境にやさしい暮らしがしたい

2つ以上当てはまる項目のある方は、ウォーターサーバーを快適に活用いただけるのではないでしょうか。ウォーターサーバーの選び方には様々な視点がありますが、価格だけでなく、「水の種類」、「メンテナンスの有無」、「契約期間」などで見ていくことも大切です。

おいしい天然水ならマーキュロップのウォーターサーバーがおすすめ!

おいしい天然水ウォーターサーバーならマーキュロップ

・おいしい天然水が定期配送で届く
宅配水型のウォーターサーバーの中でも、特に「おいしさ」で選ばれているのがマーキュロップの富士山の天然水。まろやかでほのかに甘みを感じる、やさしい味わいが特徴です。

・年1回の定期メンテナンスで衛生的
マーキュロップは年に1度を基準に、定期メンテナンスを無料で実施しています。約1年間使ったウォーターサーバーは回収され、新たなウォーターサーバーが設置されます。担当スタッフにお任せで、本体を丸ごと交換されるため、梱包や設置の手間もありません。

・契約期間は短く6か月間
万が一、味やウォーターサーバーの使い勝手が合わなかったら…我慢して使い続ける必要はありません。6か月以内に解約する際の違約金も5,000円と、他メーカー平均の1/3以下です。

・優れたコストバランス
天然水のため、浄水やRO水と比較すると、安くはありません。でも、水のおいしさと、メンテナンスなどのサービス面で、他にはない特長を持つのがマーキュロップです。

まとめ

ここまで、ウォーターサーバーのメリット・デメリットを見ながら、ベストな選択ができるよう、ウォーターサーバー選びのチェックポイントもあわせてご紹介してきました。
マーキュロップは天然水のおいしさにこだわりながら、衛生面、契約期間など、ウォーターサーバーの様々なデメリットを解消しています。気になる方は商品情報をご確認ください。

執筆者 岡本 彩

【この記事の執筆】岡本 彩
株式会社マーキュロップ 経営企画室 室長
一般社団法人日本宅配水&サーバー協会 市場調査委員会 座長
宣伝・広報を中心に、お客様や社内外の皆様とともに、持続可能な成長を目指しています。
協会ではウォーターサーバー業界の健全な普及・拡大のために市場調査を担当しています。
マーキュロップについて詳しくはこちら