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徹底解説!ウォーターサーバー購入のメリット・デメリット、購入で後悔する人・おすすめな人

更新日:2024.04.19 はじめてのウォーターサーバー選び

ウォーターサーバーは購入よりレンタルがお得

ウォーターサーバーはレンタルする仕組みが多く、購入プランは数える程度しかありません。多くの家電製品はレンタルではなく購入して終わりなのに、ウォーターサーバーはなぜレンタルなの?と思われている方もいらっしゃるでしょうか。
購入よりレンタルが多いのは、レンタルの方が適しているからです。利用するお客様にとっても、メーカーにとっても、レンタルの方が合うのがウォーターサーバーです。

【目次】開く閉じる
ウォーターサーバーを購入するメリット
 3年以上利用し続けるならお得
 3年間は故障時の修理は無料
 分割払いも選択できる
ウォーターサーバーを購入するデメリット
 定期メンテナンスを受けられるかが不安
 サーバーの変更ができない
 初期費用がかかる
ウォーターサーバーの購入で後悔するケース
ウォーターサーバーの購入プランがおすすめできない理由
 レンタルの方がお得
 メーカーからのメンテナンスを受けられない
 処分費用が発生する
ウォーターサーバーの購入がおすすめな人は?
マーキュロップのおすすめ製品とレンタル料金
ウォーターサーバーの購入に関するよくある質問
 ウォーターサーバー本体の購入代金は?
 購入したサーバーがあるので水だけ買える?
 サーバー本体を購入するデメリットは?
 なぜマーキュロップは購入プランがないの?
ウォーターサーバーなら”マーキュロップ”

ウォーターサーバーを購入するメリット

ここまでウォーターサーバーの購入プランを利用する場合の注意点を見てきました。最初にお伝えしている通り、利用者にとっても、メーカーにとっても、ウォーターサーバーはレンタルの方が適しているため、メリットを挙げるのは少々難しい状況がありますが、考えてみましょう。

3年以上利用し続けるならお得

3年以上利用し続けるなら水代がお得に使える点は購入プランのメリットと言えます。
ただし、あまりにも長期間、同じウォーターサーバーを使用し続けることはおすすめできません。少しでも味やにおいに異変を感じたり、浮遊物が見られるなど変化があった時は使用を中止して処分する方が安全です。

3年間は故障時の修理は無料

購入後の不具合に対して、3年間は修理対応が無料で受けられるところが多いようです。ただしメーカーによっては「製造上の不具合があった場合には」という条件が記載されているところもあるため、どのような故障が無償修理の対応になるかは、わかりません。ただ、保証期間が1年ではなく3年である点は少し安心材料になるかと思います。

分割払いも選択できる

購入プランと言うと、最初に一括で支払わなければならないイメージがありますが、分割払いも用意されています。その多くは36回払い、3年間の契約です。36回分を払い終わる前に解約する場合は、残金を支払わなければならない、ウォーターサーバーは返却するなど、メーカーにより細かく決められているため、事前に確認しておきましょう。

ウォーターサーバーを購入するデメリット

ウォーターサーバーを購入する際のデメリットについて説明します。

定期メンテナンスを受けられるかが不安

購入したウォーターサーバーは基本的に自己管理。メンテナンスや衛生面の責任も自分で負うことになります。長く使ううちに清掃やお手入れをせず放置していると衛生面で不安が生じるため、定期的な清掃やメンテナンスが必要です。メーカーなどにメンテナンスを依頼する場合、依頼できたとしても追加費用が発生します。一方、レンタルで契約したウォーターサーバーであれば、定期的なメンテナンスを行ってくれる場合があり、無料で清掃してくれたり、訪問して交換してくれることもあります。機械や衛生面の管理が苦手な方にとっては、メーカーにお任せできるレンタルが適していると言えます。また、レンタルの場合もメンテナンスを行っているメーカーと、行っていないメーカーがあるので、事前にチェックしてから申し込みしましょう。

サーバーの変更ができない

ウォーターサーバーを購入すると、サーバー本体を買い取る形となります。そのため、不満があっても別のウォーターサーバーに変更することはできません。新しいウォーターサーバーを使用したい場合は、現在のサーバーを処分してから新たに購入する必要があります。
最初は機能が少なくても問題ないと思っていても、使用していくうちに機能が充実したウォーターサーバーが欲しくなる可能性も考えられます。新たに魅力的な機能付きのウォーターサーバーが新商品として発売されるかもしれません。
また、引っ越しをする際も、一度購入したウォーターサーバーは、新しい住まいや間取りに合わせたタイプを選ぶことができません。
購入時には、同じタイプのウォーターサーバーをずっと使い続けても問題がないかを事前に検討することが重要です。暮らしが変化する可能性が高い場合は、レンタルの方がおすすめです。

初期費用がかかる

ウォーターサーバーを購入する際には、まとまった金額の購入費用が、初期費用としてかかります。最初に購入すると月々の水代の割引が受けられるメリットなどもありますが、その分、最初にかかる費用は割高と言えます。また、初期費用がかからない代わりに月々払いの割賦が組まれる場合もありますが、この場合、途中解約ができず、解約するには5年分の費用を負担するなど費用が一気にかさむことがあります。
これに対して、レンタル契約のウォーターサーバーの場合は、比較的安い初期費用でウォーターサーバーを利用することができます。より手軽にウォーターサーバーを導入したい場合は、レンタルを選び、契約期間は短め、また途中解約時の違約金も控えめのメーカーを選ぶと良いでしょう。
マーキュロップは、買い取りプランはなく、レンタルのみ。契約期間は6か月、違約金は5,000円と使いやすい設定です。

ウォーターサーバーの購入で後悔するケース

ウォーターサーバーを購入して、「レンタルにしておけばよかった、後悔した」と言うケースがよくあります。例えばこのようなケースです。
関連ページ:ウォーターサーバーをやめた理由って?生活にあった失敗しない選び方も解説

「引っ越ししたら、部屋の間取りに合わなくなった」
「水の味が好みでなかったので、別のところに変えたい」
「汚れてきたので、衛生面が気になり、新しいものに変えたい」
「機械音が気になるようになったけれど、異常ではないと言われた」
「海外転勤が決まったので使えなくなった」

ウォーターサーバーの購入プランがおすすめできない理由

ウォーターサーバーの購入プランは、あまりおすすめできません。ウォーターサーバーを使用する方の生活環境の変化もありますし、衛生面の問題や、機械の経年劣化も考えられるためです。レンタルと比べてどちらがお得なのか、購入プランにはどのような注意点があるか見ていきましょう。

レンタルの方がお得

ウォーターサーバーの購入プランがおすすめできない理由

購入プランを利用すると水代が割引される仕組みのため、レンタルより購入の方が一見、お得に見えるかもしれません。しかし、購入プランはウォーターサーバーを、だいたい「3年間」使用し続けることを前提に料金が設定されているようです。3年間使用し続けないと、レンタルよりお得にはなりません。
購入プランとレンタルプラン、どちらがオトクか、両方のプランのあるメーカーの例で比較してみましょう。


購入プランとレンタルプランの料金比較

サーバー代水代3年計
購入プラン 一括55,000円2,700円(18.6L)152,200円
レンタルプラン月々990円3,254円(18.6L)152,784円

水の使用量にもよりますが、月に18.6Lの使用の場合、3年間利用して初めて購入プランの方が、584円安くなる、という結果となりました。購入した場合、3年後以降は水代の分、お得になって行く仕組みです。ただし同じウォーターサーバーを4年目以降も使用し続けるなら、と言う条件付きです。

メーカーからのメンテナンスを受けられない

購入プランを利用した場合、メーカーからのメンテナンスを受けられません。利用者ができるだけ長く衛生的な状態を維持できるよう、日々のお手入れを行う必要があります。
とはいえ、機械を分解することはできないため、内部の衛生状態までは管理することが難しく、ボトル交換時にウォーターサーバーを触る手や差込口周辺を除菌したり、蛇口周りを毎日清掃するなどの対応が限度ではないでしょうか。
ウォーターサーバーを衛生的に使用するためには、定期メンテナンスを実施しているメーカーの、レンタルプランを選ぶ方がおすすめと言えます。

処分費用が発生する

ウォーターサーバーの機械の耐用年数は、適切にメンテナンスを行った場合、おおよそ5年と言われています。衛生面を考えるとメンテナンス無しで何年維持できるでしょうか。ある程度まで使ったところで廃棄することになりますが、処分費用が発生します。
注意点として、フロン類が使用されているウォーターサーバーは、フロン排出抑制法の対象となるため、自治体の粗大ゴミの回収に出すことができません。第一種フロン類回収業者にフロンの回収を依頼する必要があります。5,000~10,000円前後の費用がかるようです。

ウォーターサーバーの購入がおすすめな人は?

購入がおすすめの人、レンタルがおすすめの人をそれぞれ見ていきましょう。

購入プランが適しているのは、以下のような方です
・オフィスで長期間にわたってコストを抑えて利用したい方
・多くの人数で利用し、大量のお水を消費する方
・移転、引っ越しなど想定外のことが起こりにくい方

一方、レンタルプランが向いているのは、次のような方です
・衛生面を重視し、定期的なメンテナンスを受けたい方
・妊娠中から赤ちゃんのミルクや離乳食に期間限定で利用したい方
・家族の人数が増えたり引っ越しなど暮らしの変化が予想される方
・家庭など少人数で利用したい方

マーキュロップのおすすめ製品とレンタル料金

マーキュロップはおいしい「富士山の天然水」をお届けします。年に1度を基準にウォーターサーバー本体を交換するメンテナンスを実施しており、長くご利用いただいても衛生的です。レンタル料はかかりません。いくつか製品を紹介します。

●ボトル下置き「シタカラ」
・自動で節電する賢いエコモード付き
・あんしんサポート料1,100円/月

●停電時も取水できる「スリム」
・ボトル上置きで使い勝手もシンプル
・あんしんサポート料713円/月

●カウンターに置ける「スリム卓上」
・幅約27cm、モード変更で省エネが可能
・あんしんサポート料713円/月

ウォーターサーバーの購入に関するよくある質問

ウォーターサーバー本体の購入代金は?

買い取りプランを使用した場合のウォーターサーバーの料金は、おおよそ60,000円前後です。分割払いを使用すると、36回払いのため、1,666円前後となります。水代が安くなる代わりに、案外ウォーターサーバーの料金が高く付きます。買い取りプランを使用した場合のウォーターサーバーの料金は、おおよそ60,000円前後です。分割払いを使用すると、36回払いのため、1,666円前後となります。水代が安くなる代わりに、案外ウォーターサーバーの料金が高く付きます。

購入したサーバーがあるので水だけ買える?

ウォーターサーバーと水は各メーカーともに、セットで提供されています。適合が確認できないサーバーに別のメーカーの水をセットすると水漏れの原因になります。また既に所有されているウォーターサーバーに水だけを販売した際に、サーバーから出る水の品質に責任を負うことができないため、マーキュロップも水だけの提供・販売は行っておりません。

サーバー本体を購入するデメリットは?

3年以上使用しないとお得にならないこと、メンテナンスが受けられないこと、処分にも費用が発生することなどです。購入にはメリットがあまりたいため、慎重に検討されることをおすすめします。

なぜマーキュロップは購入プランがないの?

・お客様が所有する形ではウォーターサーバーの衛生面を守ることができない
・長期契約を理由に継続されるより、天然水やサービスを気に入ってご継続いただきたい
・お客様にも実際にメリットがない
などが主な理由です。

ウォーターサーバーなら”マーキュロップ”

レンタルにしようと決めた方には、マーキュロップをおすすめします。富士山の天然水は、まろやかでおいしい、ほんのり甘みの感じられる軟水です。富士山の天然水について詳しくはこちら

◎おすすめポイント
・おいしい天然水が定期配送で届く
・配送本数やサイクルの変更が可能
・定期メンテナンスを年1回を基準に無料で実施
・契約期間は6か月のため始めやすい

【ご利用料金】
・富士山の天然水(12リットル)1,890円(税込み)
・あんしんサポート料713円 又は 1,100円(税込み)
月2本、4,493円からご利用いただけます。

その他の、ウォーターサーバー設置対応費用、年に一度を基準としたメンテナンス費用、配送料、不具合時の対応費用などは、あんしんサポート料に含まれています。

まとめ

ここまで見てきたように、ウォーターサーバーの購入プランにはあまりメリットがなく、ウォーターサーバーを安全においしく使用されたい場合は、通常のレンタルプランが良いでしょう。衛生的な定期メンテナンスを実施しているウォーターサーバーの中から選ばれることをおすすめします。

執筆者 岡本 彩

【この記事の執筆】岡本 彩
株式会社マーキュロップ 経営企画室 室長
一般社団法人日本宅配水&サーバー協会 市場調査委員会 座長
宣伝・広報を中心に、お客様や社内外の皆様とともに、持続可能な成長を目指しています。
協会ではウォーターサーバー業界の健全な普及・拡大のために市場調査を担当しています。
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