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ウォーターサーバーにはアース線が必要?取り付け方法や注意点を解説

投稿日:2023.11.17 はじめてのウォーターサーバー選び

ウォーターサーバーにはアース線が必要?取り付け方法や注意点を解説

洗濯機や冷蔵庫など、家電製品に付いている「アース線」。特に意識して見たことがなかったという方や、付け方がわからず困った経験のある方もいるかもしれません。このページでは、「アース線とは何なのかよくわからない」、「ウォーターサーバーにアース線は必要なのか」、などについて、わかりやすく説明していきます。またアース線以外にも気を付けたいコンセントのトラブルや、ウォーターサーバー選びの視点についてもご紹介します。

【目次】開く閉じる
ウォーターサーバーのアース線の必要性
ウォーターサーバーへのアース線の取り付け方
アース線を取り付けずにウォーターサーバーを利用するときの注意点
アース線以外にも気をつけたほうが良いコンセントのトラブル
 ほこりによるトラッキング現象
 延長コードの寿命
 たこ足配線に注意
ウォーターサーバーのメンテナンス
ウォーターサーバーなら”マーキュロップ”

ウォーターサーバーのアース線の必要性

ウォーターサーバーのアース線の必要性

●アース線の役割
まずアース線とは、家電製品から漏れ出た電気を地面に逃がすための線のことです。本来、電気が流れるべきではないところに電気が漏れ出てしまうことを「漏電」といいます。アース線は、万が一家電製品が漏電した時に、電気を地面に逃がし、感電事故を防ぐ役割があります。アースは、水回りや湿気の多いところで使う洗濯機や冷蔵庫、食器洗い機のほか、エアコンなどについています。コンセントの差込口にアース端子があれば、接続することが推奨されています。

●ウォーターサーバーにアース線の接続は必要?
電源プラグにアース線がついている場合は、接続することが推奨されます。特にキッチンなど湿気があり、水のかかる可能性のある場所に設置する場合は、アース線を接続しましょう。
マーキュロップのウォーターサーバーも、すべての機種で電源プラグにアース線がついています。安全に使用するために基本的にはアース線の接続が推奨されています。
参考:TEPCO東京電力エナジーパートナー でんきガイド

ウォーターサーバーへのアース線の取り付け方

ウォーターサーバーへのアース線の取り付け方

アース線を取り付けるアース端子には2種類あり、それぞれ取り付け方が異なります。また取り付けを行う際は安全のためウォーターサーバーの電源プラグを一度抜いてから作業しましょう。

・ネジタイプ
コンセントの差込口の端子カバーを開き、内部にネジがあればネジタイプです。プラスドライバーでアース端子のネジを少し緩め、アース線のY字の端子を、ネジの下の銅板の下に差し込み、ネジを締めます。アース線が固定されていることを確認します。

・ワンタッチタイプ
ネジがなく穴が空いていればワンタッチタイプです。ウォーターサーバーのY字の端子をそのまま取り付けできないため、ニッパーやペンチ、なければハサミなどでY字の端子を切り落とします。ニッパーなどで銅線の周りのビニールの被覆を1.5cm程度剥きます。銅線が見えている状態で、穴の1つに差し込みます。

以下のサイトにY字の端子がない場合やアース線が短い場合の取り付け方が詳しく説明されています。またYoutubeにもアース線の取り付け方・外し方の動画が複数ありましたので、Y字の端子あり・無し、ネジタイプ・ワンタッチタイプなど、お探しの取り付け方を検索してみると参考になると思います。
参考:関西電力グループ WITH YOU アース線とは何?必要な理由や付け方、付ける場所がないときの対処法を解説

アース線を取り付けずにウォーターサーバーを利用するときの注意点

ウォーターサーバーを使いたい場所のコンセントに、アース端子がない場合など、アース線を付けないときは、どのような点に注意したらよいでしょうか。アース線がない場合もこちらを参考にしてみてください。

1.本体や配線の経年劣化に注意する
漏電の主な原因は、家電製品や電気配線の経年劣化です。ウォーターサーバー本体、特に電気配線の劣化は漏電のリスクとなります。日頃の清掃以外にメーカーによる分解、点検などを含むメンテナンスを定期的に受けましょう。メンテナンスには通常10,000円前後の費用がかかるため、はじめから定期メンテナンスを無料で実施しているメーカーを選ぶことをおすすめします。

2.たこ足配線に注意する
たこ足配線は、1つのコンセントで使用できるアンペア数やワット数の上限を超えやすくなるため、コンセントやコードに付加がかかり劣化しやすくなります。ウォーターサーバーをたこ足配線で使用するのは避けましょう。

3.水がかからないように注意する
ウォーターサーバーは中のボトルとタンク内に水が入っているものですが、裏面の電気配線部分に水がかからないようにする、濡れた手で電源プラグは触らないなど、気を付けましょう。

アース線以外にも気をつけたほうが良いコンセントのトラブル

アース線を取り付けずにウォーターサーバーを利用するときの注意点

ここからは、ウォーターサーバーを安全に利用するために気を付けたい点について、アース線以外についても見ていきましょう。家電製品全般に言えることですが、主にコンセント周りのトラブルです。

ほこりによるトラッキング現象

トラッキング現象とは、コンセントに溜まったほこりが、湿気を帯びて水が付くことで漏電し、発煙・発火のおそれのある現象のことです。ウォーターサーバー以外も含め、家電製品の裏側は見落としがちな部分かもしれません。コンセントや電源プラグの周りのほこりは定期的に清掃しましょう。ボトル交換のタイミングなどに、電源プラグのほこりを拭き取る習慣を作るのもおすすめです。

延長コードの寿命

延長コードには寿命があります。電気安全上の配慮から、交換時期の目安は3~5年と言われています。5年を越えて使用することがないようにしましょう。また、1か所で束ねたり、家具の下敷きになるなどすると、つぶれたり、放熱性が悪くなることでコードの劣化が早まるため注意しましょう。

たこ足配線に注意

ウォーターサーバーは、たこ足配線の利用は避けましょう。壁のコンセントに直接つなぐか、延長コードを使用する場合もたこ足にせず、コンセントは1か所だけを使用しましょう。
参考:日本宅配水&サーバー協会 ウォーターサーバーを安全にお使いいただくために

ウォーターサーバーのメンテナンス

ここまでアース線やコンセントのトラブル、注意点について見てきました。
漏電トラブルの原因は、湿気やほこりの他、電気配線やコードの経年劣化であることが多いと言われています。それらのトラブルを防ぐために、一番重要なことはウォーターサーバー本体や電気配線が安全な状態であることです。長く使用しているとどうしても家電製品は劣化していきます。それが安全な状態であるか、定期的にメーカーの点検を受け、必要な部分の修理や部品交換を行うことが重要です。

●ウォーターサーバーのメンテナンスとは
メンテナンスと言うと、衛生的に使用できるよう、内部を洗浄殺菌だけ行っている印象を受けるかもしれませんが、メーカーが本体を回収し、分解して行うメンテナンスは、電気系統の点検・交換も含まれます。
マーキュロップではウォーターサーバーを分解し、洗浄殺菌の他、ウォーターサーバー全台の、通電検査、漏電検査、電源コードの点検や交換を行っています。

●メンテナンスの頻度
マーキュロップでは、原則、1年に1度を基準にメンテナンスのご案内を行っています(設置環境やご利用状況により調整させていただく場合がございます)。案内を見落とされている場合や、気づいてはいるけれど日程調整に手間を感じて保留にされてしまうお客様がいらっしゃいますが、皆様に安全にご利用いただくため、無料でご案内しています。メンテナンスは定期的に、必ず受けましょう。

参考:【宅配水】ウォーターサーバーの掃除方法と値段を解説

ウォーターサーバーなら”マーキュロップ”

・おいしい富士山の天然水
マーキュロップのウォーターサーバーは「富士山の天然水」。富士山の中でも最も高い標高1,030mの水源から汲み上げる、貴重なナチュラルミネラルウォーターです。

・グッドデザイン賞受賞
インテリアにもこだわりたい方にはウォーターサーバー「シタカラ」がおすすめです。ボトル下置きタイプのため、ボトルを持ち上げることなく水を交換できる点でも人気です。マットホワイトとマットブラックの2色展開です。

・年1回のメンテナンス
年に一度を基準に、メンテナンスを実施します。万が一、水の出が悪いなどウォーターサーバー本体に不具合を感じる場合にも、スタッフが無料で対応しています。

まとめ

ここまで、アース線の説明から、ウォーターサーバーなど家電製品を使用する上での気を付けたいトラブルについて見てきました。最後に、安全面を重視した場合の、ウォーターサーバーの選び方として、メーカーによるメンテナンスが受けられるものを選ぶというポイントを挙げました。ウォーターサーバーは温水・冷水がすぐに使えて、おいしい水の出る便利なものです。ぜひ気に入った天然水、ウォーターサーバーを見つけて、快適にご活用ください。

執筆者 マーキュロップ編集部

【この記事の執筆】マーキュロップ編集部
この記事は、株式会社マーキュロップの編集部が監修しており、ウォーターサーバーについて役に立つ情報発信を目指しています。
環境にやさしいリターナブルボトルで、おいしい富士山の天然水をお届けしています。
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